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日本税理士会連合会による寄附講座(第1回)を開講しました

~「歴史から考える日本人の納税者意識」~
 
 平成29年10月5日,第1回目となる日本税理士会連合会による寄附講座を開講しました。
 当日は日本税理士会連合会の富村将之氏(前・租税教育推進部長)をお招きして,「歴史から考える日本人の納税者意識」と題した講義が行われました。
 講義は,「自信と楽観主義」で21世紀を迎えたスウェーデンと,「不安と悲観主義」で21世紀を迎えた日本を,それぞれ「人間を信頼した国」「人間を信頼しなかった国」と表現した経済学者・神野直彦さんの著書の一節から始まりました。
日本税理士会連合会・富村将之氏

 講義の前半は,「公債残高の推移」,「債務残高の国際比較」,「国の歳入・歳出」などのグラフを用いて,現在の日本の財政事情について説明いただきました。世界各国に比べて高い日本の対GDP債務残高や,歳入に占める公債金の割合の高さに,受講した学生は驚いていました。
 また,講義の後半では,「税」を「納税意識(Tax Morale)」と「納税者意識(Taxpayer Consciousness)」の違いを通して,その本質に迫る説明をしていただきました。「年末調整制度」の導入には,戦後の混乱の中でも適切に税金を徴収するという背景があったことや,主要国の中でも数少ない,憲法に「納税の義務」が示される背景には,日本人の納税に対する考え方に欧米諸国との違いがあることなど,歴史的背景と日本人の納税者意識とのつながりについて貴重なお話を聞くことができました。
 講義の様子①

 講義の最後には,福澤諭吉の「学問のすすめ」の一節を用いて,税金の使われ方や政治に関心を持つ必要性と,それに伴って租税教育が必要であることをお話しいただきました。
 講義を受講した学生の多くは,講義冒頭では税金に対してマイナスなイメージを持っていましたが,講義を通して,税金を納めることだけでなく,税金に対して関心を持つことの必要性や重要性を理解できたほか,「税は自分たちの生活と密接に関わっており,そのことを生徒・児童に伝えていく授業がしたい」といった感想があげられ,一国民として,また,教員をめざす教育大生として非常に有意義なお話を聞くことができました。
 講義の様子②

 ◆第1回 講義資料

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