■ 教職大学院Q&A
 そもそも教職大学院とはどのようなものですか?
 教職大学院とは、高度な専門的職業能力を備えた人材を育成する専門職大学院の教員版で、平成20年度から新たに制度化されたものです。
 教育大学の今までの大学院との違いは何ですか?
 教職大学院は、理論と実践を統合し、今までの教育大学の大学院では不充分であった、学校現場での実践力・応用力など教職としての高度の専門性の育成をめざします。
 スクールリーダー育成とありますが、将来の管理職を育てることがねらいですか?
 管理職として必要とされる資質や能力を備えた人材の育成はもちろんですが、それ以上に、教員個々の個性や経験、おかれている環境などを総合的に勘案しながら、学校が組織として機能して行くために貢献できる資質や能力を備えた人材の育成をめざします。
 どんな授業が行われているのですか?
 共通履修科目は、(1)学校教育と教員の在り方に関する領域 (2)教育課程の編成・実施に関する領域 (3)教科等の実践的な指導方法に関する領域 (4)生徒指導、教育相談に関する領域 (5)学級経営、学校経営に関する領域 (6)特別支援教育に関する領域の6つの領域からなっていて、学生はすべての領域にわたり履修します。この他に、「学級経営・学校経営」「生徒指導・教育相談」「授業開発」の3コースごとに特化した選択科目があります。
 教職大学院の専任教員とはどのような人ですか?
 教育学、教科教育学、教育心理学、臨床心理学等の教育分野の研究者と、教育行政経験者、校長経験者など、教育現場を熟知し高度な実務能力を備えたいわゆる実務家教員で構成されています。研究者と実務家教員が協働して指導に当たり、理論と実践の統合をめざします。(■ 専任教員紹介を参照してください。)
 教員を続けながら通えますか?
 授業は基本的に夜間開講なので、現職教員の場合は、学校に勤務しながら履修することができます。(■ 教育課程を参照してください。)
 また、現職教員を大学院に派遣する北海道教育委員会の大学院研修派遣事業というものがあります。
 さらには、無給になりますが身分は保障された上で、3年を限度に休業(休職)して修学に専念できる大学院修学休業制度というものもあります。
 教職大学院入学前及び在学時において、教員採用試験に合格した場合、教育委員会において、名簿登録期間の延長が措置されていますか?
 北海道・札幌市公立学校教員採用試験に合格し、本学教職大学院へ進学する場合は、本人の申出により1年間の登録有効期間に加え、更に1年間延長することが可能ですので、安心して修学することができます。
 修了後に得られる資格等は?
 「教職修士(専門職)」の学位が授与されます。また、1種免許を所持している場合は、該当の専修免許が取得できます。(取得できる免許状を参照してください。)
 在学中に免許更新や10年経験者研修の対象となった場合、猶予等の措置はありますか?
 免許更新講習については、専修免許取得のため大学院で勉強中は、免許管理者に申請することにより、講習の修了確認期限が延長されます。
 また、大学院を修了し、新たな専修免許状(10年間の有効期間が付された新免許状)が授与された場合は、所有するすべての免許状の有効期間(修了確認期限)がこの専修免許状に統一されることになります。したがって、生年月日により指定される旧免許状の修了確認期限は、新たに授与された専修免許状の10年間の有効期間に見合った時期に延長されることになります。(この場合も申請が必要です。)
 10年経験者研修等の大学院在学中の猶予等については、研修を所管する教育委員会の判断になります。在学中の研修猶予について、当該教育委員会に申し入れをしているところです。
 職務の都合で2年間で単位取得が困難と見込まれる場合の配慮等はありますか?
 現職教員の場合、職務の都合で2年間での履修が困難な場合、2年分の授業料の納付で、履修期間を最長4年に延長できる長期履修学生制度があります。
 札幌校の場合、勤務終了後にあいの里まで通うのは難しいのですが、札幌市内にサテライト教室はないのですか?
 当面あいの里キャンパスまで通っていただくことになります。札幌市中心部にサテライト教室開設の必要性は高いと考えており、今後検討していきたいと考えています。