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特色ある取り組み 特色ある取り組み

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本学独自の視点

 男女共同参画推進に関わる本学独自の視点は2つ挙げられます。1つは、学問・教育の最高学府として男女共同参画社会の形成に果たす役割という視点であり、もう1つは、他の総合大学とは異なる本学の独自の役割です。それは、北海道の教員養成の基幹大学としての役割という視点です。本学はこれまで多くの優秀な人材を教育現場に輩出してきており、また、再編後もその主要な役割は変わりません。これを、男女共同参画の実現の責務という視点からとらえると、本学の役割は以下の2つになります。第1には、教員養成カリキュラムにおいて男女平等やジェンダー公正についての知識や認識を獲得し、それらを念頭においた教育をできる人材を養成すること、第2に、そのような教師を通して教育現場における男女共同参画が実現されることをサポートすることです。もちろん、これは教員以外の職業に就く学生にも同様に意図されるべきことです。
 翻って、北海道の教育現場を見てみると、教員構成において全国に比べ女性の比率が低い現状にあります。平成17年度の学校基本調査および北海道教育委員会のデータによると、女性教員の比率は、小学校では全国62.7%に対し北海道は48.3%、中学校では、同じく41.1%に対し35.2%、高校では27.6%に対し18.2%(道立高校)となっています。高等教育になればなるほど女性教員の割合が少なくなるのは全国共通のジェンダー・アンバランスですが、北海道では更にどのレベルにおいても10-15%少ないことが分かります。既存のデータでは不明ですが、中学や高校では担当科目におけるアンバランスも極めて大きいことは経験的に観察できることです。また、校長などの管理職の男女比も同様です。
 このような、教員構成の男女比を一つとっても、子どもたちにとっては、より専門的知識や教育あるいは管理的仕事は男性の役割というロールモデルとなります。学校は伝統的ジェンダーの再生産の場である、との指摘もあります。
 このような北海道の現状について、原因の解明や教育現場の共同参画をより促進するための方策の構築など、今後、北海道教育委員会など関連組織と連携して行っていくことが本学の役割であると考えます。

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