概要
「自分の感情や思いをうまく表現することができない」「相手の感情や思いをうまく理解できない」子どもたちが増えている中で、子どもたちと円滑なコミュニケーションを図るとともに子どもたちのコミュニケーション能力を育てることができる教員を養成するため、富良野GROUP(代表:倉本 聰 氏)と連携し、富良野塾26年間の実績と本学の人的・学問的資源を活用して、教員養成課程の学生並びに現職教員のコミュニケーション能力を育成するプログラムを開発・確立する。
目的・目標
- コミュニケーションを図る上での子どもや学生の課題、教員の指導上の課題を把握し、これからの時代に求められるコミュニケーション能力を明らかにする。
- 演劇的手法を用いたコミュニケーション指導法を開発する(富良野GROUPと連携)。
- 教員養成課程学生のための演劇的手法を取り入れた新たなコミュニケーション科目(共通履修科目)と演劇的手法に特化した発展科目(選択履修科目)を開発する。
- 新たなコミュニケーション科目を担当する指導者の資質・能力を明らかにし、これらの人材を養成する研修プログラムを開発する。
- 演劇的手法を取り入れた新たなコミュニケーション科目を活用した現職教員研修プログラムを開発する。
実施年度
平成23年度~平成25年度
取組内容
- 平成23年度~:集中講義の開講(「演劇」、「コミュニケーション実践演習」)
- 平成24年1月:学生を対象に本学特任教授である林原博光氏の講演会を開催(旭川校)