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地域協働推進の取り組みハリファックス市立中央図書館で学生が報告会を実施しました

2018年9月26日

 平成30年9月20日(木)、カナダのハリファックス市立中央図書館において、函館校の学生4名(3年生)が函館の地域課題に関する報告を行い、約50名のハリファックス市民が参加しました。
 
 この報告は、函館校が今年度実施している「地域プロジェクトⅢ・Ⅳ(ハリファックス・函館スタディズ)」(担当者:森谷康文准教授、古地順一郎准教授、中村直樹講師、アンドレ・パーソンズ講師)の一環で行われたものです。
 この授業には、主な目的が3つあります。まず、人口減少、若者の流出、貧困など、函館・道南地域と同様の地域課題を抱えているハリファックス市や周辺地域が、どのようにそれらの課題に取り組んでいるかを学ぶことです。次に、現地で行われている取り組みの中から、函館・道南地域の課題解決に役立つ要素を抽出することです。最後に、ハリファックス市民に対して函館の地域課題を報告し、相互学習の機会を作り出すことです。

 報告会は「Discover Your Twin City Hakodate!(姉妹都市函館を発見しよう!)」というタイトルで行われました。まず、本校の古地准教授が、この授業が作られた経緯や、函館とハリファックスの比較研究プロジェクトの状況を説明しました。次に、2チームの学生が、外国にルーツを持つ児童・生徒に対する函館での支援に関わる課題と、空き家のリノベーションを通じた西部地区活性化の取り組みについて、それぞれ英語で報告しました。報告に引き続いて行われたディスカッションでは、参加者も巻き込んで活発な質疑応答や議論がなされました。

 函館校では、地域課題解決をテーマとした国際交流の機会を学生に提供し、学生と地域のエンパワーメントに貢献していきます。

 
                  ▲▼報告する学生の様子▲
 
                               ▲ディスカッションの様子▲
 

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