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地域協働推進の取り組み巡回型サテライト・オフィス(七飯町)を実施しました

2022年9月1日

 令和4年8月29日(月)に、七飯町役場にて2022年度第1回の「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。

 「巡回型サテライト・オフィス」では、函館校「ソーシャルクリニック(地域の課題を診断し、解決のための処方箋を書き、治療を実施する協働の仕組み)」活動の一環として、地域協働推進センターから道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接伺うとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報交換と意見交換を行っております。

 会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明したあとで、中村吉秀特任教授・附属函館中学校校長からは「教職大学院の特徴や人材育成」および「附属函館中学校が取り組む遠隔授業や教員研修」についての説明がありました。また、同行した地域協働専攻・国際協働グループ3年生の前田晴香さんから「観光コンシェルジュ実習」への参加報告がありました。

 後半の意見交換では、おもに教育・観光分野について活発な意見交換がおこなわれました。
 「働き方改革が掲げられているなかで現場の教員の負担を減らしていくことが依然として難しい部分がある」「大沼の知名度の高さに比べて七飯町の認知度は低く、いかに観光客を広く誘致していくかが課題」「観光地におけるごみの不法投棄が依然として問題となっている」等の現状が説明されました。
 また、「地域学校協働活動として地域が主体となるような実践を考えたい」「住民では気づかないような外部からの視点が参考になる」といったご感想をお寄せいただきました。

 それぞれの視点から、取り組み事例のご紹介や連携に向けた意見が交わされ、今後に向けて重要な示唆を得ることができました。

 今年度の巡回型サテライト・オフィスは、他地域での開催も予定しております。これまでの本取り組みの詳細については、巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。


▲七飯町の皆様▲


▲函館校教員▲
 

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