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地域協働推進の取り組み寄附特別講座(第1・2回)を開講しました

2017年5月2日

 平成29年4月28日(金)に本校第14講義室にて、「新日本スーパーマーケット協会・北洋銀行 寄
附特別講座(第1・2回)」を開講しました。本講座は、「地方創生」の取組が求められるなか、各界で
活躍されているトップクラスの方々を講師として迎えた講座を行うことにより、地域産業を担う高度な地
域人材の育成と受講者のキャリアアップを目指すもので、学生、企業、一般市民の方、約250名が受講
しました。

 第1回講座は、B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社 代表取締役会長の松山 和夫氏が「アイスク
リームは、おいしい事業なのか。」と題し、日本のサーティワンアイスクリームの歴史やポリシーを紹介、
社長就任当時に抱えていたフランチャイズオーナーと加盟店との利益の不平等から生じた対立関係や、業
績低迷といった問題を抜本的な構造改革や信頼回復に努め解消したご自身の経験から、フランチャイズビ
ジネスにおいて、最も大事なものはフランチャイズオーナーと加盟店との人間関係、共に同じ目的地を目
指しているのだから、お互い理解し挑戦し続け、利益を得て、信頼し合うことが大切。人を幸せにするた
めにはまず自分たちが幸せにならなければならないとお話しいただきました。

         △B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社 松山 和夫 氏△

 第2回講座は、21LADY株式会社 代表取締役社長の広野 道子 氏が「洋菓子のヒロタなどライフス
タイル産業の再生」と題し、数々のベンチャー企業を経て、企業再生を取り扱う会社を起業、高級品だっ
たシュークリームをはじめて庶民のお菓子として広めた老舗企業である「洋菓子のヒロタ」を再生したご
自身の経験から、企業を再生するうえで大切なことは、その企業がもつ良い部分を残し、それを磨きあげ、
改善が必要な部分は業界の固定概念にとらわれず自由な発想で挑戦していくことであるとお話しいただき、
「9割の人達が行く方に行かず、ラストワンの1割へ飛び込むと面白い発見がある。そこで成長して経営
をやることになる道が広がっているかもしれないので、そういう人生にぜひチャレンジしていただきたい。
」と学生へ熱いメッセージが送られました。

             △21LADY株式会社 広野 道子 氏△

 講話後の質疑応答では、学生や市民から多くの質問があり、講話内容について更に理解を深めていました。

 次回の講座は平成29年5月26日(金)に行います。是非ご参加ください。
 詳しくは以下の特設ページをご覧願います。

本文ここまで

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