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地域協働推進の取り組み異文化理解講座「多様性の国カナダ-開かれた社会への歩み」を開催しました

2017年12月5日

 平成29年12月1日(金)、函館校多目的ホールにおいて、北海道教育大学函館校地域協働推進センター主催 異文化理解講座「多様性の国カナダ-開かれた社会への歩み(A Diverse Society:the Canadian Experience)」を開催しました。
 本講座は、異文化への理解を促進し、世界と地域のつながりを考えるために、学生・市民を対象として開講されているもので、今回の講座では、在日カナダ大使館首席公使 Nadia Burger(ナディア・ブルジェー)氏を講師としてお迎えし、学生・教員・市民103名が受講しました。

                  ▲異文化理解講座の様子▲

 ブルジェー氏は、多様性を強みと考えて国づくりや地域づくりを進めているカナダの取り組みを、移民・ジェンダー・先住民の3つの側面から説明されました。
 一方で、男女の賃金格差や、先住民に対する植民地的な政策の歴史といったカナダが抱えている課題にも言及し、先住民との和解など、多様な人びとがカナダ社会の一員として十分に力を発揮できる社会の構築に向けた取り組みが進んでいるとも話されました。
 また、多様性の重要性に関して、「多様な人びとが決定の場に参画すると、複雑な問題を多面的に検討することができ、社会にとってより良い決定を導き出すことが可能になる。」と指摘されました。

      ▲在日カナダ大使館首席公使 Nadia Burger(ナディア・ブルジェー)氏▲
 
 講話後には活発な質疑応答が行われ、最後にブルジェー氏ご自身のご経験から、「失敗を恐れずにチャレンジすること、困難に立ち向かっていくことでしか自分を成長させることは出来ない。ぜひ沢山チャレンジしてほしい。」と学生へ熱いメッセージが送られました。
 

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