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地域学校教育実践専攻の構成(2019年4月以降に入学する者)

学校教育実践分野

へき地・小規模校教育の探究 実践から学ぶ授業づくり
 学校教育実践分野には、臨床教育学研究室と授業開発研究室の二つの研究室があり、子ども・学校にかかわるさまざまな教育現象や教育問題をとりあげ、幅広い実践理論を背景にして、へき地・小規模校教育を典型とした新しい学級経営・学習指導・インクルーシブ教育などの実践力を高めることを目指しています。
 また、将来教員になった時に、「はたして何を子どもに教えられるのか」ということを、一人ひとりの子どもと向き合って考え、授業づくりについて体験的に学んでいきます。

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発達教育実践分野

「違い」を科学する 見えるものも、見えないものも考える
 発達教育実践分野では、乳幼児・児童・青年、そして大人の育ちについて、その豊かさや多様な姿を学ぶとともに、育ちを支える制度・仕組みやさまざまな取り組みについて、調査・研究やフィールドワーク、ボランティア活動などへの参加を通して理論的・実践的に学んでいきます。育ちを支える場を学校や家庭に限定せず、少年鑑別所や児童養護施設といった「学校ではないけれども子どもと関わる現場」にも目を向け、地域社会や福祉と教育という点から広く捉える視点を重視します。そのような現場とのつながりを踏まえた教育実践を展開できる教員の養成を目指すとともに、一人の「市民」として、誰もが排除されない教員と地域、社会を構想するための学びを深めます。

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地域環境教育実践分野

地域社会や豊かな自然環境を教育に生かす
 地域環境教育実践分野では持続可能な社会を構築することを目的として、地域社会の営みや豊かな自然環境を子どもたちの教育に生かすことができるような、実践力のある教員の養成を目指しています。社会科学や自然科学を幅広くかつ融合的に、深く学ぶための科目を配置し、さらに、伝統行事、地域活性の取り組み、地域ボランティア、地域スポーツ、自然体験活動、貧困や社会的排除の改善の取り組み、地域を支える農林業、地域の自然環境や環境問題やその対策について、実際に触れることで実践力の修得と向上に取り組んでいます。

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国語教育実践分野

国語を専門的に、国語を中心に学ぶ4年間
 国語研究室と書道研究室(村山)の2つの研究室があります。国語研究室には、行雄研(国語学)、雲岡研(古典文学)、菊野研(国語科教育学)、佐野研(国語科教育学)の4つのゼミナールがあります。1年次から研究室、ゼミナールに分かれて、それぞれの学生指導教員のもとで研究に必要な知識や方法を学んでいます。ゼミナールの時間は、週に1回、1年次から4年次までのゼミ学生が一堂に会し、先輩からも指導を受ける機会があります。国語研究室の4つのゼミナールでは一定水準以上の学士論文作成が義務づけられています。書道研究室では、各自が自分の興味関心に沿ってテーマを決め、学士論文の作成と卒業制作展の発表に取り組みます。

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社会科教育実践分野

時間・空間・仕組みから社会を考え、授業をデザインする
 社会科教育実践分野では、小学校から高校までの社会科の内容や指導方法に関して専門的力量のある教員や、社会科を構成する諸学の専門的知識を有する教員の養成を目指します。社会科の好きな人、中学校や高等学校の地歴科・公民科の免許を取得したい人が学んでいます。

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英語教育実践分野

英語を通じて国際社会に向き合う教師になろう
 英語教育実践分野では、英語文学、英語学、英語教育学という3つの柱から英語の学びを深めます。1・2年次ではこの3つの柱を幅広く学んでいくことに加え、英語そのもののブラッシュ・アップを通してコミュニケーション力も身に付けます。3年次からは、各研究室に分かれて、それぞれの学生指導教員のもとで学び、卒業研究に取り組みます。英語を中心とした言語の構造や文法規則を深く学ぶ分野、英語で書かれた文学を通じて異なる時代の価値観について学ぶ分野、英語の学習方法や教え方について学ぶ分野をそれぞれ追究しながら、英語の教材化に対応できるような小学校教員、高い英語運用力と英語教育に関する専門的知識・実践力を持った中学校・高等学校の英語科教員になるための力を身につけます。

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数学教育実践分野

キミの数学好きは先生のおかげ。次はキミが。
 数学を教えるには、数学を学ぶおもしろさ(と苦しさ)を知っていることが大切です。そこで、1・2年次は数学の基礎的な内容を解析学、代数学、幾何学、統計学などの各分野にまたがって広く知識を修得するとともに、自ら「数学を学ぶおもしろさ(と苦しさ)」を体感します。3年次からは教科教育学も含め、各自の興味に応じて深く学び専門性を高めます。また、3年次後期からそれぞれの研究室に分かれ、どのようなテーマで研究するかについて考えていきます。4年次では、各研究室で卒業研究や論文を作成します。

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理科教育実践分野

サイエンスの楽しさを伝えられる教員をめざせ!
 物理学、化学、生物学、地学、理科教育学の5つの研究室があります。1年次から研究室に分かれて、小・中学校で教えるために必要な知識と技術をしっかり身につけます。日常生活でもわくわくするような現象がいっぱいあります。これらを発見する苦しみと喜びを体験します。
※生物学研究室への所属は未定

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美術教育実践分野

文化創造と心の教育実践
 美術教育実践分野では、「描く」、「作る」、「鑑賞する」という体験に根ざした美術の教育的価値と意義を総合的に学びます。絵画、彫刻、デザイン、工芸、美術史・美術理論、美術教育学などの多様な領域を通して、美術の広さと深さを学びます。
美術を学習する上で最も大切なことは、経験や資質の有無ではありません。芸術文化を愛好する心の一点です。小学校や中学校、特別支援学校などの現場では、子どもたちの心を理解できる人材が求められており、我々は美術を通した「心の教育」 ができる人材の育成にも努めています。
 美術教育学、彫刻・造形理論、絵画・現代美術の3つの研究室があります。3 年次から、希望に基づいて研究室に分かれ、それぞれ卒業研究に向けて研究を深めていきます。

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音楽教育実践分野

音楽や音楽教育を演奏実技と学問領域の観点から究める
 音楽教育実践分野が目指すのは、音楽を通して新たな自分と出会ったり、音楽を通して他者と関わったり、もっと広い世界とつながるための様々な知識や方法を身につけることです。そのために、ピアノや声楽などの演奏技術も磨きながら、音楽学、音楽教育学、音楽史、音楽理論、また音楽心理学、音楽言語学、音楽図像学、音楽記号論など、音楽と関わりのある学問分野についても学びます。3年次から卒業研究のテーマを設定し、卒業研究ゼミで内容の検討を重ね、4年次で論文または演奏によって卒業研究を完成します。ピアノや声楽、また合唱や合奏の発表会、箏の講座、能の体験講座もあります。

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家庭科教育実践分野

よりよい生活を創造する教育を考える
 家庭科教育実践分野では、生活を科学的に考えることを基礎におきます。
その上で、生活をよりよくするために知識と技能をどのように役立てるかを総合的に考え、将来、生活を重視し豊かに創造できる子どもたちを育てるための効果的な指導方法について学びます。
 また、家庭科は、多くの領域から成り立っていますが、釧路校では、家庭科教育学と生活経営学を中心に学び、授業実践研究や卒業研究の作成を行います。

※本分野は同一の研究室に所属することになります。

保健体育科教育実践分野

素朴な気づきを大切に、全身で学ぼう!
 保健体育科教育実践分野では、柔軟さのある深い思考力と冷静さを備えた積極的な行動力を有する専門職としての教師の力量形成をめざして、小学校の体育と中学校・高校の保健体育の学習指導の考え方と進め方、運動・スポーツに関する理論と実践を学んでいきます。
なかでも、学校や地域の特性を活かしたカリキュラムや授業づくりを支える理論と実践の学びを重視しています。こうした学びを保証するべく、理論系科目の内容や実技系科目で取り上げる運動・スポーツを配慮しています。また、学校外や学校期を超えた運動・スポーツとのかかわりをも視野に入れた学びの場を提供していきます。

※本分野は同一の研究室に所属することになります。
 

各分野の研究室

学校教育実践分野

臨床教育学研究室【玉井 康之/二宮 信一/川前あゆみ】
 臨床教育学研究室では、これからの教師に求められる学級経営力・生徒指導力・教科指導力・教育相談力・地域教育連携力・協働遂行力など、場面に応じたあらゆる臨床的な教育実践力を身につけていきます。
授業開発研究室【境 智洋/広重 真人】
 授業開発研究室では、教えることは学ぶことであり、知ったつもりでいる内容を問い直すことから始めます。「私たちの学びと子どもとの出会い」が授業ですから、どのような方法が合うのか、子どもと向き合いながら考えていきます。授業開発の視点から「教育とは何か」を追及していきます。
 授業開発研究室では、このページに載せきれないほどの多彩な教育活動を展開しています。その様子を以下のURLで積極的に情報発信しています。ぜひ、のぞいてみてください。

Twitter: @zyugyoukaihatu (https://twitter.com/zyugyoukaihatu)

YouTube チャンネル: 「授業開発研究室―北海道教育大学釧路校」
   (https://www.youtube.com/channel/UCeAfoK-LY4fwRRMkQ87tMPQ)

Webサイト(ポータルページ) : http://hou2.kus.hokkyodai.ac.jp/

境ゼミFacebook ページ : https://www.facebook.com/iron.sakai/

広重ゼミブログ : https://makotohiroshige.com/hzemi/

発達教育実践分野

教育心理学研究室【半澤 礼之/浅井 継悟】
 教育心理学研究室では、乳幼児期、児童期、青年期、さらには子どもとかかわる大人までさまざまな対象に注目して、彼らを理解するための知識や方法論について学びます。授業では文献購読やディスカッションだけでなく、心理学的な実験やアンケート調査、インタービューなどを通してさまざまな体験を読み解く知識や理論を学び、現場で起きている現象への理解を深めます。また、少年鑑別所や家庭裁判所といった「学校ではないけれども子どもとかかわる現場」もフィールドにしています。

浅井研究室HP:http://www.geocities.jp/asai_keigo/Keigos_web_site/Top.html
特別支援教育研究室
【阿部 美穂子/小渕 隆司/木戸口 正宏/戸田 竜也】
 特別支援教育研究室では、発達障害やさまざまな困難(不登校・貧困・虐待など)により、生きづらさを抱えた子どもとその家族への福祉と協働できる学校教育のあり方を研究します。幅広く関連領域へも視野を広げ、子ども理解や個をとりまく集団・環境など、関係性の支援や指導のあり方について学びます。授業では講義・演習に加え、地域の子どもの活動の場へも参加し、子どものねがいを汲み取り寄り添う視座を持つ教師を育てます。

特別支援教育研究室HP:http://gaku.kus.hokkyodai.ac.jp/tokusitop.html

特別支援教育研究室FB:https://www.facebook.com/kus.sne.lab 

地域環境教育実践分野

野外教育研究室【諫山 邦子】
 子どもの生活体験・自然体験・社会体験を豊かにすることを目指した取り組みを行っています。地域社会との連携を取り入れた教育活動(登山、キャンプ、サイクリング、アイヌ文化体験)等に学習素材を見出し、参加者の感性をはぐくむプログラムの開発を行うことで、学生自身が考え、行動する力量をつけてほしいと考えます。
地域の生態系研究室【伊原 禎雄】
 生活の基盤である農水産業は生態系からの恩恵によって成り立っています。そこで、生態系を構成する生物やその役割について調査研究するとともに獣害問題、貴重種の保護、環境保全等の課題に取り組み、より負荷の少ない生態系の利用の在り方を模索します。
食育と環境教育研究室【野村 卓】
 持続可能な食や農に関する生活環境教育の研究のほか、社会教育領域において防災教育、湿地教育など、さまざまな学校地域課題に対応します。ここでの環境教育は、SDG’sを念頭に自然、社会、生活の複合領域として、これらを主体的、対話的に学校や地域を担う人材養成の学問として設定し、学びを深めます。
地域のスポーツと健康研究室【平岡 亮】
 スポーツ・健康づくり、地域、集団とのコミュニケーション、ルールとマナー、子ども・高齢者などをキーワードとする研究室です。どのような意志と工夫があれば、地域や集団の活動目的に沿った規範の形成と維持が可能なのかについて考えています。
地域文化研究室【宮前 耕史】
 地域や社会の持続可能性の実現に向け、学校そして子どもや教師が地域や社会の課題解決にどのように関わっていくことができるのか考えていくことが求められています。地域文化研究室では、地域教育をキーワードに、新しい時代の学校・地域連携や地域文化研究、地域学習のあり方を考えています。農林漁業家宅への民泊体験や地域活動への参画等、学校の中で子どもとだけでなく、学校の外で地域のおとなたちと関わっていく中で地域理解の視点を獲得していくことを重視しています。

国語教育実践分野

国語研究室【石井 行雄/菊野 雅之/雲岡 梓/佐野 比呂己】
 国語研究室には、行雄研(国語学)、雲岡研(古典文学)、菊野研(国語科教育学)、佐野研(国語科教育学)の4つのゼミナールがあります。1年次から研究室、ゼミナールに分かれて、それぞれの学生指導教員のもとで研究に必要な知識や方法を学んでいます。ゼミナールの時間は、週に1回、1年次から4年次までのゼミ学生が一堂に会し、先輩からも指導を受ける機会があります。国語研究室の4つのゼミナールでは一定水準以上の学士論文作成が義務づけられています。
書道研究室【村山 昌央】
 書道研究室では、学生たちが日夜作品制作、古典臨書に取り組んでいます。毎年12月に開催している研究室主催の書作展「白珪展」はこれまでに53回を重ね、多くの市民に親しまれています。釧路書写書道教育研究会や北海道書写書道教育研究会にも積極的に参加し、書道を芸術的側面ばかりでなく、教科教育的視点からもしっかりとらえようとしています。

社会科教育実践分野

史学(日本史)研究室【中村 太一】
 過去の「日本」を対象に、歴史事実やその原因、意義などを考える力を養うために、専門的な研究論文や、漢文・古文などで書かれた資料を読解し、過去の社会や文化について論理的に追及する演習を繰り返し行います。そのため、本を読んだり、それを基に考えたりすることが好きな人が向いています。
史学(東洋史)研究室【竹内 康浩】
 東洋史とは聞きなれない言葉かと思います。世界から日本と欧米を除いた地域が対象で、ここでは主に中国史のことだと思ってください。中国4000年、様々な出来事が起こり、多くの人物がいました。いいこと悪いこと全部含めて人間理解の為に多くの材料がそこにはあります。より良い未来のためにぜひ「東洋の叡智」から多くのことを学びましょう。
地理学研究室【酒井 多加志】
 座学だけでなく、実際に土地利用調査や景観調査、聞き取り調査などを行い、人文地理的・自然地理的事象を学びます。調査した結果を報告書としてまとめ、発表します。これらを通じて、地域の見方・読み方・調べ方・発表の仕方ならびに地域教材化の能力の修得を目指します。国内外に出かけることが好きな人、地図が好きな人、地域の教材化に関心がある人、地域に興味・関心を持ち、調べることが好きな人は地理学研究室へ。
公民(法律学)研究室【浅利 祐一】
 「法の目的は平和であり、それへの手段は闘争である。」(権利のための闘争)-権利とは、初めから与えられたものではなく、我々が裁判などを通して実現させるものだ、という19世紀ドイツの法律家イェーリングの考えは、現代も新鮮さを失わない。「朝日訴訟」など具体的な事件を素材にし、法の求める「正義」とは、「権利」をどう実現させるか、皆で考え、議論してみませんか。
社会科教育学研究室【内山 隆】
 「社会科は暗記教科なの?」「子どもたちが意欲的に追究する社会科授業をどのように作ればよいだろう?」「社会科の学びを通して、どんな力を身に付ければ良いの?」こうした問いを解決するために、これまでの社会科教育について調べ、自分で考えます。そして、仲間との議論を通して理論や実践を分析する力を身に付け、自ら授業開発できる教員を目指します。

英語教育実践分野

英語文学研究室【上石 実加子】
 英語の詩人バイロンが「事実は小説よりも奇なり」という名言を残していますが、作り事であるはずの小説には、案外とその時代の「事実」が散りばめられています。英語がグローバルな言語として認識されていく中、英語文学を研究することで、高度な英語表現に触れ、人間が築いてきた歴史や文化をその当時にさかのぼって「リアルに」体験できます。この研究室では、文学に描かれた世界から多様な人間の知恵を学び、国際色豊かな人間性を身につけることを目的としています。
 
英語学研究室【椙本 顕士】
 英語学研究室では、英語を読解する力、言語の背後にある規則を発見する力、論理的に分析する力、論理的に分析する力を身につけることを目標とします。講義やゼミ活動では、専門文献の精読を通して、英語を正確に理解する訓練をしながら、英語の背後にある様々な「仕組み」や「規則」を発見し、またそれらを分析するために必要な基本概念、科学的な思考法、論証の仕方を学びます。卒業論文では、各学生が興味を持った英語の構文を1つ決め、それについてより深く研究していきます。
英語教育学研究室【堀田 誠】
 小学校では、中学年において外国語活動、高学年においては外国語の指導が行われるようになりました。それに伴い、小学校と連携した中学校における英語教育、そして小中学校と連携した高等学校における英語教育の必要性が高まっています。英語教育学研究室では、第2言語習得の理論等をもとに、小中高等学校における効果的な英語教育の指導方法について探求します。
 

数学教育実践分野

数学教育学研究室【大滝 孝治/杉山 佳彦/早勢 裕明】
解析学研究室【黒川 友紀】
代数学研究室【和地 輝仁】
統計学研究室【関谷 祐里】                      
 数学教育学研究室では算数・数学の授業に関することがら、代数学研究室では数や方程式に関する内容、解析学研究室では微分・積分に関する内容、統計学研究室では、統計の理論に関する内容を研究し深めます。
 1年から4年までの学生が、数学教育学、代数学、解析学、統計学の小ゼミに分かれ、学生が主体となった学びを行っています。
 1年次前期末、2年次前期末、3年次前期末に所属する小ゼミを移動することにより、各自の研究の方向性を確かなものにしていきます。毎週のゼミ活動や小ゼミ対抗レクリエーションの他、8月上旬には小ゼミの発表会を行っています。

理科教育実践分野

物理学研究室【中川 雅仁】
 物理の基礎的なことを、理論と実験の両方で学びます。実験では、ペットボトルロケットや水の低温沸騰、浮沈子といった子ども向けの教材の作成、工作技術も学びます。また、地域の科学実験教室を通して、子どもたちとのふれあいの機会をもちます。
化学研究室【平山 雄二】
 化学物質の性質や反応、理科教育への応用について学びます。1~3年次は、授業と実験を通して化学研究室で知識と実験技術を身につけます。4年次になると、卒業研究テーマを決めて実験と卒業論文作成に取り組みます。
生物学研究室
 生物多様性に視点をおいた生物教育を行います。北海道の大自然を知的に楽しむ素養を身につけてもらいます。顕微鏡操作、標本作成法を習得し、地域の子どもと一緒に生物の世界を楽しみながら学びます。
※生物学研究室への所属は未定
地学研究室【松原 尚志】
 地学は地球と宇宙に関する幅広いテーマを扱う分野です。2年次前期までは地学の基礎について学び、2年次後期からは地学研究・教育を行う上で必要となる専門知識に加え、野外地質調査、化石標本作製、天体観測、教材開発などの技術を身につけます。4年次では卒業研究に挑みます。
理科教育学研究室【中山 雅茂/長根 智洋】
 子どもに理科をどのように教えればいいか考えるのが理科教育学です。卒業研究では、小・中学校の教科書を調べたり、自然の事象や現象を教材化したり、子どもが今どのように理解しているか、などの研究を行います。

美術教育実践分野

美術教育学研究室【佐々木 宰】
 小学校の図画工作、中学校の美術の授業の教材や指導のあり方を考え、子どもたちを楽しく図工・美術の世界に導くことができる力を身につけます。美術教育の理論研究、教材開発、実態調査など、様々なアプローチで美術教育学を学びます。学校現場の図工・美術の教員や美術館の学芸員とのネットワークを生かして、地域の美術教育の実態を踏まえながら研究を進めていきます。
彫刻・造形理論研究室【福江 良純】
 造形理論が美術教育の教育内容であるという見地から、塑造、石彫、木彫による彫刻の制作研究を通し、近代彫刻に内在する造形理論を探究します。彫刻、工芸、建築、人形など、立体を基盤としている芸術分野は多くありますが、それらが近代彫刻の作品やその原理と照合可能であれば、そのすべてが研究対象となります。彫刻を成立させる技術及び方法論には、すべての芸術領域に通底する原理が発見されます。この研究室では、その気付きに目覚めた教育的人材の育成を目指します
絵画・現代美術研究室【富田 俊明】
 映像情報コミュニケーションが加速するグローバル社会では、教育を含む様々な分野でアートへの関心が高まっています。絵画・現代美術研究室では、次のようなアート生成の領域を探究していきます。絵画制作と分析心理学による深層イメージ体験、写真・映画・アニメ・漫画等の映像文化、社会領域を揺さぶるコミュニティアートやプロジェクト型アート、カナダのArts-Centred Learning小中学校との研究交流(21世紀型教育)。

音楽教育実践分野

音楽学・音楽教育学・日本音楽史研究室【中西 紗織】
 主に音楽科の授業で教材として取り扱われる、日本音楽史の中の重要な種目・楽器・人物・時代などを取り上げ、時代背景と関わらせながらその種目(雅楽・能・長唄・箏曲など)への理解を深めます。授業に活かすより良い方策を考えつつ、民族音楽学、比較音楽学などの視点も取り入れ、実技も学習します。
             
音楽学・音楽教育学・西洋音楽史研究室【小野 亮祐】
 音楽学(西洋音楽史)の基礎的な学問的手法を基盤としつつも、必ずしも空間軸・時間軸にこだわらない様々な理論的・実験的なアプローチからの音楽の研究を行い、より豊かな音楽の授業が実施できる基盤づくりを行います。教員は17~19世紀ドイツの音楽教授の諸相を研究しています。
声楽研究室【鴨川 太郎】
 イタリア古典声楽曲やコンコーネ(練習曲)、中学校歌唱共通教材などでベルカント唱法の基礎を固め、欧米と日本の歌曲やオペラ・アリアを応用として学びます。重唱曲や合唱曲も研究対象ですが、異文化の内側からアプローチすることで視野を広げることにもなります。また、中学・高校の教員採用試験対策として場合によっては視唱能力を強化するプログラムも展開しています。

※家庭科教育実践分野及び保健体育科教育実践分野では同一の研究室に所属することになります。

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