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  1. 国立大学法人 北海道教育大学
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授業について授業のようす

~講義(遠隔開催)のようす~ある日の「臨床教育学質的研究法特論」
 学校臨床心理専攻の授業科目のうちの7割は遠隔会議システムZoomを用いて行っています。本専攻では、
設立以来、旭川・釧路・函館・札幌の4つのキャンパス間を専用
回線を結んで双方向遠隔授業を積み重ねて
きました。2020
年度の新型コロナウイルス感染症の流行を機に、自宅等でも受講できる遠隔会議システム
Zoom)の利用に切り換えています。
 担当教員やティーチング・アシスタント(TA)を入れても一画面に入る受講者数であり、また、少人数
でのブレイクアウトルームでの議論も取り入れていますので、対面関係に近い間隔で授業を受けることがで
きます。余裕がある人は授業後に
Zoomに居残って歓談することもあります。
 掲載した写真はある日の「臨床教育学質的研究法特論」の一場面です。


~ある日の「学校心理学特別演習」のようす~

  
 「学校心理学特別演習」は各キャンパスで札幌ベースキャンパスの教員が出張して対面で実施する授業で
す。他の講義で学んだ理論や知見をもとにしながら、この授業ではさらにそれらを学校現場で実践していく
ことを意識して学んでいきます。箱庭療法、ソマティックアプローチ、家族療法面接、アウトリーチ活動、
ソーシャルスキルトレーニング、学校の危機介入など、対面授業ならではの授業内容となっています。



~「臨床心理実習」学内実習室のようす~ 
 学校臨床心理専攻は日本臨床心理士資格認定協会が定める第二種指定大学院となっております。臨床心理
実習では必要授業単位を習得した修士2年生以上で履修することができます。
 専攻が運営する教育臨床心理相談室(写真)では、内部実習として、地域の方々の心理相談を受けながら、
臨床心理士を目指す大学院生がケースを担当します。担当するケースは、臨床心理士資格を有する教員によ
る個人スーパーヴィジョンに加えて、ケースカンファレンスで他の院生と共にケース理解を深めていく体制
をとっています。内部実習の他に、学外の医療機関、福祉機関、教育機関での臨床心理実習を選択すること
ができます。


~修士論文最終審査・発表会のようす~

 修士課程である学校臨床心理専攻では、修了するために修士論文の提出が必要です。
 在学の最終年度に「課題研究」という授業科目を履修登録し、指導教員だけではなくて他の専任教員から
の指導を受けながら、それぞれの大学院生が選択した研究テーマと研究方法に沿って修士論文の提出に向け
た研究を進めていきます。
 例年1月
20日頃までに修士論文を提出し、1月下旬の論文審査及び2月上旬の修士論文最終審査会(口頭
発表会)を行います。修士論文の審査に合格し、必要な授業科目の単位を修得した大学院生は、晴れて修了
となります。
 写真は、修士論文最終審査会で院生の発表に対して質疑応答が行われている様子です。

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