~租税教室の振り返りと模擬授業~
平成29年12月21日,第11回目となる日本税理士会連合会による寄附講座を開講しました。
当日は,北海道税理士会租税教育推進部長の有田眞人氏と北海道税理士会旭川支部の舟橋馨氏をお招きし,先週,旭川市立大有小学校で行ったAグループの租税教室の振り返りを行いました。
先週の租税教室を振り返り,授業を発表したAグループ,他の班の見学者,そして税理士の方々からは,以下のような反省・感想が挙げられました。
《Aグループ(授業発表班)》
・時間はやや押したが,全体として概ね想定通りに進めることができた。
・子どもに対する語りかけを意識しながら進めることができた。
・子どもに興味をもってもらいながら進めることができた。
・「平等」と「公平」の言葉の使い方により注意すべきだった。
・授業の難易度設定が不十分だった。(想定よりも習熟度の高いクラスだった。)
・授業中に使用する漢字(例:「費」)に対する配慮が不十分だった。
《授業見学者(他の班の見学者,税理士の方)》
・声も聞きやすくテンポも良かったため,最後まで集中して聞くことができていた。
・机間指導がやや不十分だったように思われた。
・導入が児童たちをひきつける内容で良かった。
・児童への問いかけが非常に充実していて良かった。
以上の反省・感想を踏まえ,授業を発表したAグループからは「今回の授業を改善し,将来に活かしていきたい」と抱負が述べられました。
また,振り返り後,Bグループが租税教室の模擬授業を行いました。BグループはAグループ同様に授業を受ける側(=児童役)へ明るく語りかけることを意識していたほか,黒板に貼り付ける資料やクイズを準備しており,児童が最後まで楽しく話を聞ける授業となっていました。

◆振り返りの様子

◆Bグループの模擬授業の様子