◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆~~~~~~~~~~~~~ 北海道教育大学僻地教育研究施設 1998年6月1日発行 第23号
~~~~~~~~~~~~~◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇ 北海道教育大学僻地教育研究施設 岩見沢市緑が丘2丁目34番地 TEL:0126-32-0208 FAX:0126-32-0259 E-mail hekiken@atson.iwa.hokkyodai.ac.jp ☆遠隔教育などをめぐる懇談会のお知らせ☆ 国際交流基金の招聘により、ロシア、クラスノヤルスク州政府地方教育開発センター遠隔教育・マルチメディア情報部長のアレクサンドル・ガブリニン博士が日本の高等・中等教育における遠隔教育の現状視察のため3月末に来日され滞在中に僻研および岩見沢校において視察と懇談を行います。
☆平成10年僻研研究費による僻地教育研究計画の募集☆ 例年どおり、僻研研究費による僻地教育研究を希望する先生方の研究計画書を次の日程で受け付けます。この研究計画は僻研の研究費によって研究が進められる性格から、僻地教育の分野に関連する研究題目と研究内容であることが求められます。また、本研究費によって実施された研究の成果は僻研紀要『僻地教育研究』に投稿することが義務付けられております。 ①研究計画の作成および採否について:研究計画書の作成は僻地教育研究に関するもの、もしくはそれに関連する研究内容であることがわかるように記述すること。研究費の申請では個人研究20万円以内、共同研究30万円以内で予算計画をたてること。 ②申請手続き:所定の様式による研究計画書をl部作成し、各分校の代表研究員を通して僻研に郵送すること。 ③研究計画書提出締切り日:平成10年4月24日(金)までに僻研事務局(岩見沢校)必着のこと。 ☆紀要『僻地教育研究』52号の発刊について☆ 諸先生方の積極的な御協力を得て、『僻地教育研究』第52号を発刊いたします。いずれもユニークな論文で構成されております。本誌は全教官に配付しておりませんので、希望の先生は僻研事務局まで御連絡ください。 【紀要目次】 平成9年度シンポシウム「山村留学とへき地教育」 論文 山村留学の効果(第l報)
- 美利河小学校山村皆学生の変化を中心に- 中森千佳子・和田乃里子・徳永 好治
山村留学の効果(第2報) -親子関係の変化- 和田乃里子・中森千佳子・徳氷 好治
受け入れ地域住民・里親から見た山村留学の評価と今後の課題 -北海道S町を事例として- 川前あゆみ・玉井 康之
へき地保育所における障害児保育 後藤 守・後藤恵美子・金澤 克美 小学校におけるアイヌ民族教育に関する調査 清水 敏行
自己教育力を育むサッカー授業の工夫 -自ら考え意欲的に取り組む楽しさを味わう体育授業づくり- 三浦 裕・田畑 直・松田 淳・小林 禎三・片岡 繁雄
僻地における造形活動 -粘土による造形表現- 福井 凱絡
複式学級における造形活動 -共同制作を通して- 福井 凱絡
実験・観察へのコンピューター利用について (6)小人数のための教育方法の開発 支援装置FITによる自由落下運動の実験と授業への展開 矢作 裕・高橋 和幸
僻地校における小・中学校一貫教育への技術教材導入の一試み 長澤 徹・芳賀 重紀
僻地における高等学校の特色ある教育課程編成について -北海道音威子府高等学校の事例- 佐々木 宰・昔野 明人・平田 昌也
教師教育における地域教材づくりの意義と課題 -酪農単元の事例から- 田村 真広
僻地小規模校における家庭科の施設・設備と教育の実態 畠山 歌子・奥山志穂子
Semantic Mappingを用いた英文読解指導の可能性 -郡部校生のスキーマをモデルとして- 卯城 祐司
道北地域における自然系野外博物館とその活用(予報) 鈴木 明彦・向井 正幸
障害児保育実施へき地保育所の保育者の描く子ども像 金澤 克美・後藤恵美子・後藤 守
☆平成9年度シンポジウム報告書 「山村留学とへき地教育」の発刊について☆ 昨年11月22日に開催いたしましたシンポジウムの報告書を刊行いたします。本誌は、当日の報告および全体討論を録音テープから起こしたものです。 報告書については、参加者はおとより、伝え聞いた学外の方からの要望がたくさん寄せられました。山村留学に直接かかわる報告者、参加者が多かったことにより、北海道内の具体的事例や問題点が明らかにされておりますので、ご希望の先生は僻研事務局までご連絡ください。 【報告書目次】 基調提案 第I部 子どもと学校 受け入れ校の教員の立場から
「ダムに沈んだ村の山村留学にかける夢」 森 昇
受け入れ校の管理職の経験から 「継続的に学校の活性化を目指した山村留学の実施」 赤野 徳末
山村留学生としての経験から 「千栄中学校は私の母校」 大野由美子
地元卒業生の立場から 「山村留学生を迎えて」 井出めぐみ
特別発言 日高町立千栄中学校 辻内 進
第Ⅱ部 地域と学校 山村留学実施地区の立場から
「鹿追町瓜幕自然体験留学制度を推進して10年」
井出 順一
留学生の保護者の立場から 「親としての期待と不安を抱えて 秋田 美乃
北梅道における山付留学の現状と課題 川前あゆみ
生涯学習社会における山村留学の役割 玉井 康之
第Ⅲ部 全体討論 参加者の感想から 子とものストレス 教職員のストレス 受け入れられない掌例 補助金・経済的負担 募集とマスコミ 山村留学の諸形態 大学が開れること 山村留学の「三つ事情」を間い直す 学校存続だけではない 教師の役割を間う 報告者からの一言 質問・感想 参考資料 へき地教育実践情報 ◎第46回全道へき地複式教育研究大会(平成9年9月19日)の『上川大会研究収録』が刊行されました。 主な目次 <記念講演> 「ヘき地・複式教育のよさの再発見」:東神楽町立東神楽小 学校長 安友進市氏 <分科会報告> [学校・学校経営の充実・深化] ◇第l分科会(特別活動):美深町立恩根内小学校
[学習措導の充実・深化]
◇第5分科会(音楽・体育・特別活動・集合学習):鷹栖町立鷹栖中央小学校・北斗小学校・北成小学校 ◇第7分科会(全教科・特別活動):東川町立東川第一小学校 ◇第11分科会(道徳):旭川市立富沢小学校 ◇第3分科会(算数):士別市立下士別小学校
[小中学校部会][学習指導]
◇第4分科会(国藷):和寒町立中和小学校 ◇籍6分科会(生活・理科):美瑛町立美沢小学校 ◇第8分科会(算数・集会活動):愛別町立愛山小学校 ◇第9分科会(社会・生活〉:中富良野町立旭小中学校 ◇第10分科会(理科・生活):富良野市立烏沼小学校 ◇第2分科会(算数・集会活動〕:風連町立日進小中学校
<上川大会の成果と課題>◇第12分科会(特別活動):旭川市立江丹別小中学校 ◎北海道へき地・複式教育研究連盟の「策6次長期5か年研究推進計画」が策定、刊行されました。 同連盟は昭和45年度から第1次長期研究推進計画に取り組み、平成10年度をもって第5次が完了します。第6次長期5か年研究推進計画は、平成11年からのものです 研究主題 「新しい時代を拓き.豊かな心て主体的・創造的にたくましく生きる子供の育成」 主な自次 1.ヘき地・複式教育の黎明
2.これまでの長期研究椎進計回の課題 3.第5次長期5か年研究推進許画の成果と課題 第43回檜山大会の成果と課題
第44回綱走大会の咸果と課題 第45回胆振大会の成果と課題 第46回上川大会の咸果と課題 4.第6次長期5か年研究推進計面への展望
5.各地区の研究推進計画 なお.平成10年度の研究大会は.10月l日~2日に石狩大会として開催されます。 ※『上川大会研究収録』と『第6次長期5か年研究推造計画』は僻研資料室に配架してあります。 |