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学校概要 学校概要

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学校長挨拶

附属旭川中学校の校長として


  北海道教育大学附属旭川中学校
    校長  石 塚 博 規


 北海道教育大学附属旭川中学校は,第三師範学校の附属中学校として昭和22年に附属小学校に併置される形で開学し,昭和38年に大学敷地内(教育科学棟)に校舎新築となり,昭和50年に現在の校舎に移転し今日に至っています。その間,72年にわたり,一貫して旭川市及び上川地区の中等教育をリードする拠点校として,優れた教育研究及び教育実践の成果を残してきました。このような伝統と実績のある学校の校長として命を受け,共に教育活動を担っていく場を与えられたことを大変誇りに思います。


 

 本校は,北海道教育大学という教員養成機関の附属学校であります。旭川キャンパスは,「専門性の高い」教員養成を強みとしており,附属旭川中学校としても,キャンパスと連携し,助言を受けつつ理論に裏付けされた教育を提供することで,知・徳・体に優れたこれからの社会を背負って立つ,才気溢れた自立した人材の育成を目指してきました。その結果,開校以来,道内をはじめ全国各地で活躍する有為な人材を多数輩出しております。校長として,本校の伝統をしっかりと継承しつつも,変化の激しいこれからの社会に的確に対応するために,教育活動を一層充実させ,本校のさらなる飛躍をめざしたいと考えております。

 

 さて,本校の学校目標は,「よく見,よく聞き,よく思い『自立をめざす生徒』」です。「よく見る」とは,例えば本に書いてある一字一句を丹念に読むということではありません。例えば,京都の竜安寺の石庭のように,見えるままでなく,そこに意味を見出そうとしてみると,庭が豊かな意味を帯びてきて,たくさん発見が起こってきます。これが「よく見る」という意味です。「よく聞く」とは,英語で言うと「listen」という語になり,他人の言うことを,相手の身になって,その意味や背景を想像しながら聞くことです。豊かなコミュニケーションは,相手の言いたいことや気持ちを想像しながら「よく聞く」ことから始まります。人の言うことを聞くことは,相手の共感を呼び,その結果,人の輪が広がり,人生を豊かにします。次に,「よく思う」とは「よく考える」こと「深く学ぶこと」ですが,同時に,ここではもう一つ,「強い思いを持つ」,つまり,「強固な意志を持つ」という意味もあります。近年になって,アクティブ・ラーニングということばが注目され,これは,現在,「主体的・対話的で深い学び」ということばで表現されていますが,本校の教育目標である「よく見,よく聞き,よく思い『自立をめざす生徒』」は,まさにこの「主体的で・対話的で深い学び」を表したものです。本校では,七十年以上も以前から,すでに目標として,掲げられてきたものです。本校を創立した先人・先輩のこのような時代を超えた高い教育理念に驚かざるをえません。このような先人・先輩の先見の明に改めて思いを致し,着実にその実現に向けて努力していく所存ですので,どうぞよろしくお願いいたします。


 

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