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タブレットPCの活用に関する研究

タブレットPCを学校に導入し根付かせていくためには、導入時の先生方の意識の醸成、環境構成時の機材の選択と機器の構成、運用時の利活用の工夫といった3つの段階が経て利活用が進んでいくことが分かりました。
これから、タブレットPCの導入を考えている学校は、どのようなことに気をつけて導入を進めていけばよいのか、機材の環境構成をどうするとより安全な利用環境となるのか、授業で使うのにアプリがないのだけれどどうしようかなど、それぞれの段階に応じた悩みに直面します。
函館中の提供する資料では、こうしたそれぞれの段階での悩みについて取り上げながら、その解決策について考えていきます。ipadかWindowsかAndroidか悩まれている学校も多いことと思います。しかし、学校のLANの中に校内サーバーを一台足してやることによって、機種に余り依存しない利用環境が構築できます。
現代は校内サーバーではなく、dropboxなどのクラウドを利用する方が遙かに進んでいると考える方もいらっしゃるでしょうが、学校からインターネットに接続している回線が大容量でないケースが多く、Webの閲覧には耐えることができても、少し重めの容量の写真やビデオなどのファイルを1クラス40台、2クラス80台、3クラス120台・・・の同時使用で閲覧したり、提出させたりという利用には結構厳しいものがあります。学校にある40台を一クラスに持たせて利用する実践は、一見、一人一台の実践に見えますが、全校生徒が一人一台を持って、いつ・何台同時に使うかわからない道具として利用する場合には、さらに考えておくべきことがあるということなのです。
校内にサーバーを立てるというと、少し学校には敷居が高いと思われるかも知れませんが、最近ではインターネットの通販などで中古の機械をうまく探すと、3~5万円程度の出費で機材を揃えることができます。ここにサーバー用のOSを加えますが、例えばWindowsで有名なMicroSoft社のVLSCという教育用のライセンス形態を検索してみてください。3万円弱でwindowsServerの最新版が購入でき、学校で利用できるようになります。このサーバーが利用できるようになると、カラー写真入りの学級便りの電子的な配布や、理科の解剖の写真に矢印や言葉など自分の解説を加えたものをサーバーに提出などの事が朝飯前でできるようになります。動画は、品質によっては5分程度のもので500MByteくらいの容量になります。サーバーは500Mbyteがアップロードできるように調整していますが、本校のAP(無線LAN)を経由してサーバーにアップロードすると転送速度の関係で5分くらいかかりますので、ビデオの場合は授業が終わって一斉にというわけにはいかないようです。対処法として、Gigabit接続されたパソコンにタブレットの動画を一度吸い出させて、パソコンからサーバに転送すると40秒くらいの、現実的な作業になります。
もし、サーバーなどの構築の仕方や運用のノウハウについて聞いてみたいという場合には、いつでもお問い合わせ下さい。
タブレットを使うのに電子黒板がないと・・・という方もいらっしゃいますが、電子黒板は製品にもよりますが80万位するものもあります。でも65型のTVなら20万です。考えを共有したかったら、特別の仕組みが学校に導入されるのを待つのではなく、教室のTVに実物投影機やタブレットの画面をつないで、子どもの書いたプリントや考えの図を映して、説明してもらうといった活動でもできると思うのです。
大切なのは時間との戦いです。保護者の多くは学校に対して、情報社会でもしっかりと生きていける力を身に付けることを願っています。情報社会の中で犯罪などに巻き込まれない正しい知識とモラルを身に付けることを願っているのです。このタブレットPCの導入を契機として、新たな勉強の財として利用する試みや、学校が情報モラル教育の最前線で保護者の期待や社会の付託に応えていけるように頑張ってみようではありませんか。

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