
北海道教育大学附属函館小学校は、大正12年(1923年)に校舎が落成し、9月に授業を開始して以来、2026年に103年目を迎えます。さらにその源流は、大正3年(1914年)の北海道庁立函館師範学校の竣工、大正6年(1917年)に函館区亀田尋常高等小学校を代用附属校とした時代にまでさかのぼり、長い歴史と伝統を受け継いできました。幾多の変遷を経て、昭和41年(1966年)に北海道教育大学の改称に伴い、現在の北海道教育大学附属函館小学校となりました。
本校は、校訓「強く 明るく 正しく」のもと、人間尊重の精神を基盤に、情操豊かで実践力のある児童の育成を目指しています。子供たち一人一人が学びの主体として、自ら考え、判断し、行動し、表現するとともに、友達と協働しながら学びを深めていくことができるよう、日々の教育実践を積み重ねています。
学校生活の中では、子供たちが安心して学び、自分らしさを発揮しながら成長していけることを何より大切にしています。分かった喜びや、できた達成感を味わいながら、主体的に学ぶ力、他者と関わる力、よりよく生きようとする力を育んでいきたいと考えています。ホームページでは、そうした子供たちの生き生きとした表情や、真剣に学びに向かう姿も紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
また、本校は附属学校として、子供たちへの質の高い教育を土台としながら、教育実習、教育研究、大学や地域との連携にも取り組んでいます。これらは附属学校としての役割であると同時に、よりよい授業づくりや指導方法の工夫、新しい教育課題への対応につながり、結果として本校の子供たちの学びをより豊かなものにするための取組でもあります。
たとえば、教育実習では、将来教員を目指す学生が子供たちと真摯に関わり、多様な視点から学びを支えます。先導的な研究や大学教員との協働は、授業改善や教材開発、教育方法の充実に結び付きます。さらに、地域の教育機関との連携を通して得られた知見は、本校の教育実践にも生かされ、子供たちにとってより充実した学びの環境をつくることにつながっています。
このように本校は、附属学校としての使命を果たしながら、そのすべてを子供たちの成長へと結び付けることを大切にしています。北海道教育大学函館校、教職大学院函館校、附属学校園、地域の教育機関と協働し、「教育実践研修センター」として地域の教育に貢献するとともに、その成果を本校の教育にも還元し、子供たちにとってよりよい学びの場を築いています。
附属函館小学校が、子供たちにとって安心して学び、仲間とともに成長し、自分のよさや可能性を伸ばしていける場であり続けるよう、教職員一同、愛情と責任をもって教育に力を尽くしてまいります。
今後とも、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
校長 中村 秀夫










