早勢 裕明
個性を発揮して協働的に学ぶ，充実した３年間を
本校は，令和３年４月に北海道教育大学の附属学校で初の義務教育学校となり，「個性と協働性を尊重し，たくましく生きる人間」を学校の教育目標に掲げて３年目を迎えます。予測困難で急激な社会の変化や自然災害への対応など，個性を発揮し，仲間と協働して様々な問題を克服するたくましさを，いかに育んでいくかが学校には問われています。
本校では，地域・社会を担う人材としての「リーダーシップ・フォロワーシップの育成」をめざし，子供たちが互いの個性を尊重し合い高め合う協働的な関係を，誰もが時にリーダーとなり，時にフォロワーとなって影響力を発揮し合う教育活動を通して実現するカリキュラムを開発し，道内はもとより全国へ発信しています。
カリキュラムの特色の一つである「地域学」における探究的な学びでは，子供たちが釧路の魅力と現状を調査し，釧路を支える様々な職業に就く人たちを取材して，課題解決のプランを構想・検証・発表しています。
また，いち早くＩＣＴを活用した教育活動にも取り組んでいます。子供たちはタブレットを手に，仲間と考えを共有して対話したり，学習を振り返って自らの学びを調整したりできるよう，個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実する「主体的・対話的で深い学び」の日常化に力を注ぎ，学力面でも十分な成果を上げています。
お子様の充実した後期課程３年間の学びを，保護者の皆様と創り上げていきます。
