戸田校長の一日
子ども同士のかかわりを見つめます。 | 教師と子どものかかわりを見つめます。 |
本日は、ふじのめ学級で、小学・中学合わせて三つの全校授業研究があり、戸田校長はそれら全てを参観していました。また、その合間の時間には、5年生の体育の授業をじっと見つめていました。遠くから子どもの動きを見つめ、意見交流が始まると、近付いて子どもの声や教師の言葉に耳を傾けていました。
着任から1か月。教育大学との兼職ですが、少しでも早く子どもの顔や名前を覚え、学校全体の様子を捉えるために、時間を見付けては子どもとふれあう姿に我々教職員も刺激を受けているところです。発達心理学が専門ですので、児童理解に大いに役立つ話を聞かせてもらうことがあるかもしれません。その際には、ホームページでもお伝えしていきます。
新たな学年、みんなで頑張った4月
順番に並んで視力検査 | 休み時間は先生とも遊びます |
みんなで楽しく英語の学習 | 先生も一緒に朝読書 |
輪になって座ろう | 1年生のお世話頑張りました |
新学期最初の1か月は、子ども同士、あるいは、担任と子どもの信頼関係を築いていく時期でした。授業を通して、より良い関係を築いていくことが多くなりますが、それ以外にも、休み時間や朝の時間など数多くの「ふれあい」の中で子どもは成長していきます。
1年生の視力検査の様子。何事も「初めての・・・」と言われる1年生も、この数週間のうちに、自分でできることが増えてきました。
2年生の休み時間の様子。先生と楽しく過ごす姿が毎日見られました。担任は子ども一人一人を知ろうと、機会を見つけてはふれあっていました。
3年生、英語の学習の様子。担任2人とケビン先生が、今年から英語の学習が始まった3年生と、頭、手、足など体の各部の言い方を楽しく覚えていました。
4年生は朝読書をする担任の様子。8時30分に学校に来ている子どもから読書をして静かに過ごそうという取組が、すっかり浸透しました。
5年生が外で「ヒューマンチェア」をしている様子。学年みんなで心を一つにして「輪」をつくっていました。肌寒いのに半袖半ズボンです。
6年生が1年生のお世話の計画を立てている様子。最高学年としての役割をしっかりと果たしてくれた4月。これからもよろしくお願いしますね。
気持ちも新たに始まった4月。子どもの成長がたくさん見られました。
全校授業研究 第4弾 1年生瀧ヶ平学級
握った手の中に おはじきは何個? | 自分の考えを説明します。 |
さあ、問題を出すよ~ | インタビューするよ~ |
教室にいる子どもだけではなく、先生方も注目したのが電子黒板の映像です。画面に映る男の子の絵が動いておはじきをつかみ取ろうとしています。それを見た瞬間から子どもの目が輝きます。画面には、合計10個のおはじきを持っていたり、片方の手に入ったおはじきを隠したりしたりする様子が映し出されます。担任は、子どもが夢中になって考えるよう周到に準備をしていました。
その後は、お隣同士で問題を出し合ったり、どんな考えがあるのか意見を出したりと、入学から3週間とは思えないほど、学級全体で学び合う様子が見られました。今日までの子どもと担任との関わりや日々の授業の積み重ねの素晴らしさを十分に感じる授業でした。
子どもに優しく語りかける先生。隣の子と相談しながら考える子どもたち。素敵な45分間でした。
気が付くと・・・
自分たちで配膳します。 | 生き物はどこにいるかなあ。 |
ついこの前まで雪が積もっていた学校の周りを、3年生が何かを探して歩いています。声をかけると、理科の学習で生き物を探しているとのこと。土の中や草の中をよく見てみると、小さな虫が見つかりました。気を付けて周囲を見渡すと様々な発見があるものです。新しいことを発見するのが楽しくて、また学校の周りを探すようにもなるでしょう。こうなると、「気が付いたら夏になっていた」ということにはなりませんね。これから、毎日のように外の様子を気にしては、たくさんの発見をするのでしょうね。昨日も紹介したように、3年生は社会の学習などでも学校の外へ出て学習することが多くあります。生き生きと学ぶ3年生の姿にも、今後注目です。
本日で家庭訪問が終了となります。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。
全校授業研究 第2弾 佐々木学級 第3弾 岩田学級
第2弾!3年2組 佐々木学級 | 社会「わたしたちのまちはどんなまち」 |
ノートの書き方も指導します。 | 街路樹が2本あるのは? |
まずはよくある街路樹を見ながら、その役割を考えていきます。「車道と歩道を分けるんだ」「車が入らないようにしてると思う」「自然があると気分が良くなるから」など、自分の考えを発言します。そのあと、あいの里の「学園通り」の街路樹が写真で提示されるのですが…。その写真には、2列に植えられた街路樹が写っています。探検したときは、それほど気にならなかった2列の街路樹ですが、2列に並んでいるのには何か理由がありそうだ!ということで、子どもたちは様々な考えを述べていきました。
ほとんどの子どもが毎日通る「学園通り」の街路樹ですが、無意識に通り過ぎていたようです。でも、授業で取り上げられることで子どもに意識され、見えなかったものが見えてきます。佐々木先生が話している「社会科の目」で見る楽しさということなのでしょう。3年2組の子どもたちが、これからどんなものを見付け出していくのか楽しみです。
第3弾は5年2組 岩田学級 | 体育「体つくり運動」 |
グループランニング跳びに挑戦です! | 上手く跳べるコツを探ります。 |
第3段は、5年2組岩田学級で行われた体育です。長なわを使って様々な跳び方をしてきた子どもたちは、これまでに数種類の跳び方をマスターしています。この時間に先生が「走りながら跳ぶグループランニング跳び」を紹介したとき、「えっ」と多少の動揺があったものの「できそう!」と早速練習に取り掛かっていました。これまでの学習を通して「できる」経験をしているので、今日の課題も自信をもって取り組めたのでしょう。
試しに何度かやった後に、上手にできているグループの手本を見たあとは、どうすれば上手に跳べるのか、「上手く跳ぶためのコツ」のヒントをみんなで探っていきました。意見を交流した後は、みるみる上手に跳べるようになるグループも現れました。「できた!」という喜びや「できそうだ」「こうしてみよう」という目標をもって取り組む子どもの姿がとても印象に残りました。
どんな動きも全員がクリアしていけそうな、体をいっぱい動かし、頭でいっぱい考える、楽しい体育の授業でした。
全校授業研究始まる~第1弾 2年生中島学級~
第1弾は中島先生。 | 2年生国語「知らせたいことを話そう」 |
スピーチメモの順序を考えます。 | 子どもの声に耳を傾けます。 |
第1段は、2年2組中島学級で行われた国語「知らせたいことを話そう」の実践です。「スピーチメモ」を見ながら、「時間の順序」に並べてみると内容がよく伝わるということに気付いていく学習です。子どもたちは、「さいしょは」「そのあと」「これからは」などの言葉やメモの内容を手掛かりに、順序を並べ替えていきます。子どもたちは活発に意見を述べ、どの順序にするといいのかをみんなで考えていました。
自分の考えを友達に伝えようと真剣に話す子どもの姿。子どもの声に耳を傾け一人一人に寄り添う中島先生の姿。これからの2年2組の学びの成長に期待がもてる1時間となりました。
教育実習終了
ハンカチとちりかみ持ってます! | 落ち着いて子どもに語りかけます。 |
内容は、自分で自分の体をきれいにすることの大切さを知るというもので、手洗いの大切さを中心に考えていきました。身近な話題ですから、子どもはたくさんの意見を次から次へと述べていきます。「手を洗うことは大事」と知ってはいても実際にはささっと済ませていたり、「ハンカチで手をふく!」と答えてはいても実際には使っていないことがあったり、「知っている」ことが「できる」につながっていないという実態も見えてきました。
今日のような保健指導は、知っているだけで終わらせるのではなく、実際の生活につなげていくことが大事になります。実習生は、子どもたちに「手洗いをしっかりしてもらうには、どのように語りかければよいのか」と、担任と打ち合わせをしながら準備を進めてきました。落ち着いた話しぶりと豊かな表情で、子どもの意見を上手に取り上げながら、指導を進めていました。授業を参観した大学の担当教官が、「大学では見たことのない、生き生きとした表情であった」と、実習生の姿に驚いていたほどです。
実習生のがんばりはもちろんですが、実習生のがんばりを引き出した子どもたちの明るい表情や素直な反応が素晴らしいと思いました。「子どもに教えてもらう」ということなのかもしれません。実習生だけではなく、教職員も「子どもから学ぶ」ところがたくさんありそうです。
楽しく外国語活動
身体全体を使って表現。 | みんなの前で英語で挨拶。 |
今日は、外国語活動で今年度お世話になる大学の大和田先生(英語プロジェクト)が本校で初めて授業をする日でもありました。担任の播磨先生は、子どもと大和田先生の間に入り、授業をコーディネートしていきます。大和田先生は英語で自己紹介(他の場面もほぼ英語)をしていましたが、「わかるわかる」と反応する子どもがいれば、「ん?よくわからない」という子どももいます。ここで、担任の出番です。子どもの「?」を見逃さず、再度確かめていく時間をとりました。大和田先生の話をもう一度聞いたり一緒に英語で話してみたりすることで、どの子どもも抵抗なく英語に向き合えたように感じました。また、指導者二人の身体全体を使った大きな動きも、子どもをのびのびとさせた要因ではなかったでしょうか。
子どもは「できない」「わからない」ということをマイナスのことと捉えがちです。でも、上記のような担任の関わりがあると、安心して「わからない」ということを表出できるでしょうし、それが学ぶ事にとってプラスになっているように思えました。
大和田先生に授業の感想を聞いたところ、「どの子も英語を楽しんでいた。できないとかわからないとかよりも楽しむことが大事ですよね。子どもたちが明るくて楽しかった。」とお話していました。
子どものわずかな変化も見逃さず、より良い学びにつなげていく教師の関わりが、子どものたくさんの笑顔につながっていたようです。「明日も来たくなる学校」に、また一歩近付きましたね。
※外国語活動のよりよい姿を求め、これまでも研究会等で実践発表をしてきました。今年度は、文部科学省の研究開発学校の指定を受け、4年にわたり英語の指導について研究を進めていくことになっています。全教職員で取り組む様子も、今後こちらで紹介していきたいと思います。
明日も来たくなる学校をめざして
運動会の練習!? | 考えを活発に交流 |
連休明けの学校の様子を見ていましたら、3年生が体育館で長縄を使った活動をしていました。3年生は短縄がとても上手で、二重跳びも楽々クリアできるほどです。でも、長縄となりますと自分だけのタイミングではうまくいきません。そこが難しいところではありますが、楽しさでもあります。何回も続けて跳べるようになると、みんなでやり遂げたという全体の満足感にもなるでしょう。担任は、体育の授業ではありますが、学級づくりの一環としても取り組んでいるのでしょう。それとも、運動会の3年生競技「みんなでジャンプ」の準備をすでに始めているのかもしれませんね。
4年生の教室へ行きますと、詩の学習をしているところでした。詩から感じたことを活発に発言する子どもたち。次から次へと途切れることがありません。発言者の方を見つめて、「そうだね」などと反応しながら話を聞く姿を見ていますと、学級の仲間って本当にいいものだなと感じていました。どの子どもも、安心して自分の意見を発言できるのです。みんなが自分の考えを聞き入れてくれるのです。
「明日も来たくなる学校」
上の二つの学級の様子からは、明日も来たくなる学校になるためのヒントがたくさん隠れているように思いました。他の学年・学級の様子も、今後お伝えしていきます。
土曜参観
瀧ヶ平教諭 参観初登場! | 保護者の熱い視線 |
中島教諭 参観初登場! | 佐々木教諭 参観初登場! |
岩田教諭 参観初登場! | 「集団の機能を生かす!」 播磨学級 |
土曜参観に先立って行われた学校構想説明会では、山形主幹教諭より「明日も来たくなる学校をめざして様々な活動を展開していく」という今年度の方針が話されました。「授業で発表するぞ」「友達や先生と遊ぶんだ」「二重跳びができるようにがんばるよ」など、毎日わくわくしながら晴れやかな表情で登校してくる子どもの姿がたくさん見られるように、全教職員一丸となって教育活動にあたります。
休み時間の過ごし方
グラウンドに積もる雪。 | 体育館で元気に鬼ごっこ。 |
休み時間は、子どもにとって楽しいひと時です。体育館で元気いっぱいに走り回る子がいれば、ホールにあるオセロや将棋で遊んだり、ピアノを弾いて楽しんだりする子もいます。体育館やホールでは、違う学年の子ども同士の関わりも生まれているようです。教室で仲間と過ごしている子もたくさんいますが、たまには、他の学年の友達とも遊べるといいですね。(今後、ふれあい委員会が1~6年生の縦割りグループを組織して、毎週交流をすることになっています。)
明日は、学校構想説明会、PTA総会などのほか、土曜参観があります。お気を付けてお越しください。
将棋やオセロで楽しむ。 | ピアノを弾いて楽しむ。 |
目標を立てる
一人一人の目標 | クラス全体の目標 |
どちらの場合も、これまでを見つめ直し、これからを考えていこうとしています。少し気の早い話ですが、1年後に目標を立てるとき、「ああ去年はとてもよかったなあ。今年はもっと良くしていこう。」といった気持ちになれるよう、この1年を充実感や達成感、満足感などでいっぱいにしていきたいものです。子ども一人一人の目標、クラス全体の目標の達成に向けて、教職員と保護者が子どもたちを見守り、支えていくことも大事です。子どもたちの笑顔のために頑張っていきましょう。
■□■□■□■□■□■□ 給食サポーター □■□■□■□■□■□■
1年生がはじめての5時間授業を行いました。それに伴い給食のメニューが、昨日までの簡易給食(パン、牛乳、果物)から通常のメニューへと変わりました。写真にもありますが、「給食サポーター」の各クラス4名の保護者が配膳のお手伝いをしてくださいました。配膳はしばらく保護者にご協力いただき、子どもたちは給食の受け取り方や食べ方、そして、片付けの仕方を覚えていくことになります。昨日の記事に引き続き、保護者サポーターのご紹介でした。
※今日は1年生ばかりではなく、他の学年の保護者も多数来校し、PTA活動の準備や学年のお仕事などをしてくださっていました。本当にありがたいことです。
お母さんたちありがとうございます。 | みんなで一緒に、ごちそうさまでした! |
学年学級懇談会
はじめての懇談(1年生) | たくさんの保護者が参加(2年生) |
サポーターの皆さんのご協力に感謝 | 「先生!こんな本があったよ。」 |
中休みには図書館が開館しました。本が大好きな子どもたちは、本を借りに足早に図書館(メディアセンター)へ入ってきました。図書館サポーターの保護者の皆さんには今年も図書の貸し出しや管理などをお願いしていきます。今後、新規の図書館サポーターを募っていきますので、ご協力をお願いします。また、いつもたくさんの子どもの姿がある図書館になるように、蔵書を充実させていく予定もあります。これからの図書館に注目です。
落ち着いた雰囲気の中で
集中する3年生 | 真剣そのもの5年生 |
「気持ちの切り替え」
学校生活のあらゆる場面で求められることです。また、気持ちの切り替えができるかどうかは、子どもの成長を確かめるバロメーターの一つにもなります。一日10分の時間も、積み重ねると膨大な時間になります。そう考えるとわずかな時間も無駄にはできません。
場面状況を考えて行動する子どもになってほしいという教職員の願いがあります。にぎやかな雰囲気から落ち着いた気持ちに切り替える毎朝の読書で、子どもの 行動に何かしらの変化が見られるような気がします。これからも見守り続けます。
※隣の附属札幌中学校で、午後から入学式が行われました。本校の卒業生も多数おります。本校で6年間過ごした子どもの入学の晴れ姿を見るのは、我が子のことのようにうれしいものですね。
新学期、本格的にスタート!
教育実習(養護教諭)が始まりました。 | 子どもたちは拍手で歓迎します。 |
「プリントを後ろの人に渡す時はね…」 | 「先生と楽しいゲームをしよう。」 |
2~6年生も、授業のほか、係決めをしたり新学年での目標を立てたりと、1年の始まりの大事な一日を過ごしました。2年生の男の子に「2年生になった感想は?」と聞いたところ、「なんだかわくわくするよ」と話していました。みんな、同じような気持ちで一日を過ごしたことでしょう。
新学期が本格的にスタートした 今日。風が強くて少し寒い一日でしたが、学校の中は、やる気満々の熱気にあふれていました。
新たな1年の始まり
新しい先生たちとの出会い~着任式~ | 新任 戸田校長の挨拶~始業式~ |
新クラス 新しい仲間~3年生~ | 新たな気持ちで高学年に~5年生~ |
新1年生ようこそ附属へ~入学式~ | 新1年生の名前が読み上げられます |
午後に始まった入学式。名前を呼ばれ、元気に返事をするかわいい1年生の姿に、保護者の皆さんの顔もほころびます。
新たな1年の始まりの日。笑顔がいっぱいの一日でした。
新6年生大活躍
全児童の靴箱掃除! | 体育館の床もピッカピカ! |
あいの里にはまだ雪が残っていますが、雪の合間から顔を出した芝生に春の訪れを感じます。明日の入学式。かわいい1年生がたくさんの春を運んで来てくれるでしょう。
春休みの学校
子どもの登校を待つ玄関。 | ピカピカに磨き上げられた廊下。 |
玄関の靴箱も廊下もきれいに清掃され、元気な子どもたちの登校を待っています。明後日からいよいよ新学期。元気な子どもたちに会えるのが楽しみです。