1学期終了、そして、夏の学校へ
7月22日の終業式。戸田校長から全校児童に向けたお話がありました。校長からは計画を立てること、そして、夏休みの終わりに計画通りに生活できたかを振り返ることの大切が児童に伝えられました。3人の児童代表の作文もあり、1学期の思い出や夏休みに楽しみなことを発表してくれました。
翌日23日(木)からは、1年生から4年は夏休みに、そして、5・6年生は、2泊3日の夏の学校です。5年生は小樽・ニセコ方面に、6年生は函館に向かいました。
1学期も残りわずか
1学期最後の「体力アップタイム」。グラウンドに全校が集まり、1年間、継続して練習している「モリモリ体操」と「1分間走」に取り組みました。9月に実施される運動会に向けて体を動かしている子どもたちも多いようで、一人一人の動きが軽やかでした。1分間走では、できるだけ速く走り続ける子、一定のペースを維持しながら走る子など、それぞれの体力に合わせて取り組む姿が見られました。 自分の体力に合わせて運動する意識はとても大切なことです。自分の目標を決め、無理せずに取り組むことの良さを学校で伝え、生涯にわたってスポーツを楽しむ姿を引き出していきます。
放課後には、2学期に始まる教育実習に向け、教育大の学生が事前打ち合わせのために来校しました。実習の心構えや準備についての教員の話を聞く眼差しは真剣そのものでした。どの子どもたちは実習生が来ることを楽しみにしていますので、その期待に応えられるように、教員一同、サポートしていきます。
避難訓練
金曜日には、今年3回目の避難訓練として、体育館やグラウンド、そして、附属の森などで過ごす、休み時間中の避難の方法について確認しました。放送が流れると、どの子どもたちも動きを止め、近くの先生方の指示に従って、静かに避難場所に移動しました。
本校では、異学年のふれあい活動など、学年や学級以外で過ごす時間でも、落ち着いて行動できるように、全職員で全児童を育てるという意識で教育活動を行っています。
チャレンジ
14日の火曜日、大学の教授と学生による体育の授業が行われました。体育館を3つのスペースに区切って、ボールや風船を使った運動、走る跳ぶ運動を子どもたちは心から楽しんでいました。
ホッケー型ゲームでは、なれないスティックをもって必死にボールを追いかける子どもたち。体を押しつけ合う場面もありましたが、どちらも得点を目指そうと譲らず、ゴールが決まったときには両手をあげて喜びを分かち合うたちの姿がみられました。
一方、より早いタイムを目指す、障害物走「Nチャレンジ」では、リズミカルにミニハードルを跳び越えたり、一列に並んだポールの間をジグザグに走ったりしと、俊敏性を高める運動にチャレンジしていました。
「走る」「投げる」「跳ぶ」「チームで力を合わせる」など、様々な要素が楽しめる、すてきな空間が広がっていました。
学校宿泊
本日から、4年生は1泊2日の学校宿泊です。朝、うきうきした顔で登校してくる4年生。その表情から、この日を心待ちにしていた様子が伝わってきました。数日前からの雨の予報で野外活動ができるか心配しましたが、ふたを開けてみると、「暑い」の言葉が何度も出てくる1日でした。
本日のスケジュールは
藻岩山登山→銭湯での入浴→ホールコンサート→夕食(カレーライス)
→キャンプファイヤー→星空解説→保護者の方の読み聞かせ→肝だめしでした。
夕食の時間、おいしいおいしいと、カレーライスを何度もおかわりする子どもたち。山登りで体力を使ったためか、お母様方の手際の良いサポートにより完成したカレーライスは、みるみるうちになくなっていきました。
附属の学校で初めて実施したキャンプファイヤー。燃えさかる炎の周りでフォークダンスを踊ったり、肩を組んで歌を歌ったりと、笑いと友情が生まれるすばらしい時間でした。また、野外活動の指導者としての経験がある3年担任の樋渡は、輪の中心でゲームを進め、子どもたちの心をがっちりつかんでいました。
そして、お母様方が凝りに凝った、恐怖の読み聞かせ「耳なし芳一」。効果音、照明、場面を演じるお母様方。そして、体育館中に響き渡るおどろおどろしい声。内容だけではなく、その演出の完成度の高さに、みな動きをとめて真剣に聞いていました。その後の肝だめしは、「全然怖くないから大丈夫」と日中に話していた子どもたちも、「きゃー。」「だれかいるの?」と恐怖心いっぱいで校内を回っていました。
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充実した1日を送った子どもたちは、明日の10時に下校します。この2日間で、心に残るすばらしい思い出をつくることができるでしょう。
研究大会
子どもの実態を分析する
子どもの思いに沿って授業をつくる
主体的な子どもの姿を引き出す
問題を解決していく「すべ」を身につけさせる
などについて、いつも職員同士で意見を交流しながら、子どもの資質や能力を高めようと実践を積み重ねています。研究会では、その一端を感じていただければと思います。
4年「学校宿泊」
4年生の学校宿泊が近付いてきました。子どもたちは期待を高めながら、当日に向けた活動に取り組んでいます。
その活動は、教室内にとどまらず、校内の至る所で進められています。教員室もその例外ではありません。レク係は、教員室の職員に、
「肝だめしのお化け役になってくれませんか。」
と依頼をしていました。「めちゃくちゃ怖いお化けになるよ」という返答にも、「大丈夫です!」と、期待に目を輝かせていました。
一方、4年生のワークスペースでは、儀式の目的やマナーについて話し合ったり、カレー作りの手伝いについて相談していました。
その翌日、ランチルームのそばを通ると、フォークダンスの音楽が聞こえてきました。のぞいてみると、4年生がキャンプファイヤーに向けて踊りを練習していました。動きが分からずにぎこちない部分もありましたが、みんなで手をつないで一つの輪をつくり、笑顔で楽しそうにしていました。
学校宿泊まであとわずか。子どもたちにとって最高の活動となるように、担任を中心に学校全体で支援していきます。
大掃除
子どもたちのがんばりのそばで、たくさんの保護者の方々のご協力もありました。窓ガラスや靴箱の汚れ、壁の汚れの清掃に力を貸していただきました。父親委員のお父様は、2階の窓の外側をホースとワイパーできれいにしてくださいました。
また、「先生、脚立貸してくれますか。」と手の届かないところまで掃除してくださるお母様方などの温かいご協力によって、学校がとてもきれいになりました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
新しい野菜
新しい野菜と聞いてどのような野菜を思い浮かべますか。
2日(木)の給食では、本格的に栽培されてから5年程という歴史の浅い、行者菜(ぎょうじゃな)と呼ばれる野菜が登場しました。これは、ニラと行者にんにくを合わせた野菜で、ニラよりも20%も栄養価が高い野菜です。しかも、香りが強いため、虫が付きにくく、ほぼ無農薬で栽培できるという良さがあります。北海道では、網走のみで生産されているということです。
今日の給食は、この行者菜入りのジンギスカンでした。
食べた感想を聞くと、
「いつものジンギスカンよりもまろやかな味がしたよ。」
「お腹が満腹になるほど、おかわりした。」
「すごい、おいしいよ。」
と子どもたちは、笑顔で応えてくれました。
口の中に広がる香りがいつものジンギスカンとは少し違い、とてもおいしい一品に仕上がっていました。
全校朝会
会に先立ち、代表委員から「気持ちの良い挨拶」について話がありました。劇を交えて説明したり、広い体育館でマイクを使わずに話したりする姿はとても立派でした。
副校長からの話では、昨年度の活動写真を紹介しながら、子どもの関心を引きつけ、4年生の学校宿泊や5・6年生の夏の学校で育んでほしいことについて説明がありました。子どもたちは「友達と協力すること」「責任をもって役割を果たすこと」「感謝・思いやりの気持ちをもつこと」の大切さを感じていたようです。
また、研究主任の話もありました。来週末に研究大会を開催することに触れ、「問題の解決方法を考える」「友達と話し合う」などの日常の子どもの姿を紹介しながら、学校にも目標があり、その達成を目指していることを伝えました。
最後には、音楽専科による歌唱指導があり、きれいな歌声が体育館に響き渡りました。