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活動の様子 活動の様子

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平成29年11月

難しいけど…でも楽しい! 

平成29年11月29日(水)

家庭科室では5年生が家庭科の学習で『エコバッグ』をつくっています。


「ミシンは早く縫えるから便利だけど、縫っているうちに曲がってしまうのが難しいです!」
「なかなか線の通りに縫えなくて…。」
「針に糸を通すのが難しい!」

中には、初めてミシンを使って制作に取り組む子もいて、
「慣れるまでが大変…。」
と話していましたが、制作が進むにつれて操作もスムーズにできるようになってきたようです。


コンパクトにたたんだ時の留めゴムの位置をしっかり確かめるのは大事な事ですね。

「布の柄が雨なので、傘の飾りにしました!」
アイロンで好みの飾りをつけるときも、それぞれの思いがあるようです。

「アイロンをかけてしわを伸ばしているんです。」
慎重に、安全にも気をつけ、上手にアイロンがけをしています。

時にはグループの友達と協力しながら、楽しく活動を進めている様子が印象的でした。
完成が楽しみですね。

自分のイメージを表すために… 

平成29年11月28日(火)

4年生が大切な思い出の一場面を絵に描いています。
様子を見ていると、自分の思い描いたイメージを表そうと、様々な工夫をしていることが伝わってきます。

パレットには複数の色を混ぜながら、様々な色がつくられています。
イメージに合う色を作ろうと、色の加減を見ながら調節しているようです。

筆で一つ一つ丁寧に色をつけていきます。
一つ一つの石を表そうと、筆の動かし方までよく感がていました。

手の指先や、棚の陰など、細かなところまで目を近付けながら丁寧に彩色している様子が素敵です。
次の時間には完成するとのこと。
それぞれの工夫や想いが詰まった、素敵な表現になることでしょう。
 

授業実践を通して共に学ぶ 

平成29年11月27日(月)

24日金曜日の午後、石狩管内の公立学校に勤める教員数名と指導主事の先生が本校を訪れました。北海道教育委員会の主催による授業実践交流事業として、5年1組 羽毛教諭の国語の授業を参観しました。この事業は、授業実践などの交流を通して、児童生徒が分かる授業づくりや、習得と定着を確実に図る指導方法、指導技術など、日常の授業改善を目指した教員の指導力向上を目的とするものです。
6校時の授業では、題名と資料の抜けた本文のみの説明文を読み、その題名を予想するという活動を行いました。題名が何かを考えるためには、本文の中にあるキーワードに目を向けたり、要旨を考えたりすることが大切になってきます。それぞれの目の付けどころを根拠に、自分なりに予想した「題名」を短冊に書いて貼っていきました。それらと実際の題名を比較してみることで、筆者の主張について深く考える姿が生まれてきました。

放課後には授業を見た感想や意見などを交流しあう研究討議が行われました。

「子どもたちが自由に考え、発言する姿を育てるためには…。」
「教師の反応や言葉かけによって刺激していくことも大切…。」
「教材のしかけが、学びに向かう子どもの姿を引き出すことにつながる。」

授業における子どもたちの姿や教師の手立てはもちろん、日々の授業で大事にしていきたいこと等など、様々な視点から話題が出されました。

授業をする側にとっても、見る側にとっても、学ぶことの多い機会となりました。
 

これまでの学びを生かして 

平成29年11月24日(金)
6年生の図工の様子です。
自分で選んだ詩から思い描いたイメージを絵に表しています。


図工室の中央にはパステルやポスターカラー、墨汁、水彩色鉛筆やクレパスなど様々な描画材に、刷毛や筆などの用具もいろいろ並べられています。どれも、これまでの図工の学習で用いた経験のあるものばかり。それぞれのイメージに合わせて、子どもたちも選んでいるようです。


指の先がずいぶんカラフル…パステルをつけたとのこと…これは一体…?

なるほど、指でスタンプのように表しているのですね。
色とりどりでとてもきれいです。


時には友達の表現に目を向け、その工夫の仕方を参考にしたり、
できあがった作品の飾り方を考えたり。
6年間で経験してきたことや、学んだことをそれぞれが生かしながら、
自分の表現に向かっている6年生ならではの姿です。
 

体文字に挑戦! 

平成29年11月22日(水)

11月の体力アップタイムを行いました。
まずは全員で附属モリモリ体操を元気に行い、体をあたためます。
体力アップタイムをはじめ、運動会や体育の授業で行ったりしてきているので、
一つ一つの動きの揃いかたがよくなってきていることがわかります。


さて、今回の体力アップタイムは…

「からだもじにちょうせん!」
「え〜!!」
「できるの〜?」
「やだ〜、はずかしい〜。」
どのような文字を表すのか、子どもたちもかなりドキドキしていたよう。

「今日は有名人がたくさん出てくるからね。」
「まずは…この人知っているかな?」

「知ってる!」
「中田選手!」

「じゃあ、中田選手の背番号は…?」
「6!!」
「よし、それじゃあ、みんな床に寝っ転がって、からだで背番号の6をつくってみよう!」
「わ〜!」「え〜!」
子どもたちは足を丸めたり、腕を曲げたりしながら「6」をからだ全体で表していきます。
今回は体ほぐし運動の一つとして取り組んだもの。
それぞれが考えた方法で数字を表しながら、からだのいろいろな部分を動かしていきました。

その後も、野球やバスケットボールチームの、子どもたちにもなじみのある選手が画面に登場し、背番号を表していきました。


これは…「8」ですね。

途中から友達と一緒に、2桁の数字にも挑戦します。
「じゃあ、ぼくが十の位をやるから…」
「ねえ、0ってどうやったらいい?」
仲良く相談をしながら楽しく活動に取り組む子どもたちの姿があちこちに生まれました。
さて、下の2つは何の数字を表しているでしょう?

正解は「11」と「80」。
なかなか上手ですね。

最後は清宮選手の背番号をからだもじで予想しました。


気付くと、体も心もあったまった体力アップタイムでした。
 

おめでとうございます! 

平成29年11月21日(火)

本校の金管バンドが、11月18日に札幌コンサートホールKitaraで行われたスクールバンド演奏会に出演しました。
大勢の観客が見守る中、子どもたちは日頃の練習の成果を発揮し、迫力あるとても素晴らしい演奏を披露していました。
なお、この演奏会は「全国小学校管楽器フェスティバル予選」を兼ねており、
本校の金管バンドが1月14日に函館で行われる全道大会に出場できることになりました。
おめでとうございます。
全道大会でも、さらに磨かれた素敵な演奏ができるよう、また練習を積み重ね頑張ってほしいと思います。
 

親子で一緒に 

平成29年11月20日(月)

今日の午後は3年生がPTCを行いました。
「親子で作ろう クリスマス向けランプシェード講座」と題し、
障子紙を使いながら一人1つずつ、ランプシェードをつくりました。

 
「どこに貼ろうかな…。」
つくり初めはじっくりと考えながら進める姿も。
 
「意外と家の中に使えそうなものがあるんですね。」
家の中にある包装紙など、材料になりそうなものを探してこられた方も多くいらっしゃいました。
同じ材料でも、大人と子ども、そして使う人によって様々な工夫が生まれます。
「なるほど~、それ素敵ですね。」
というような声があちこちで聞かれました。

(子)「うしろって、どうつけるの?」
(親)「くるって回して、後ろをセロテープで付けるんだよ。」
(子)「ありがとう。」

(子)「難しいかもしれないけれど、ここに”K”ってでるようにしたいんだ。」
(親)「いいね!よさそうだね。」
(子)「できるかな~♪」

親子でアドバイスし合ったり、つくりながら感じたことを話したり…
時にはお母さんやお父さんが真剣につくっている様子を子どもたちが横から見ていたり…
ものづくりを一緒に行いながら、温かい触れ合いのひと時となったようです。

暗い部屋では、ランプシェードをLEDライトにかけて、どのような感じになったか仕上がりを確かめて見る子どもや大人の姿が。
「きれい!」
「裏に貼ったのもきちんと見えた!」
と嬉しそうに眺めていました。


「クリスマスに家で飾ります。」
「もう1個つくって飾るね!」

クリスマスの時にはランプシェードを飾りながら、
それぞれの作品の素敵なところや、工夫したことを話題にし、
家族の思い出の一ページにしてもらえたらと願っています。
 

おはなしのとびら 2年 

平成29年11月20日(月)

今日はおはなしのとびら第5弾。
2年生のお母様方が「にゃーご」という本を読んでくださいました。

「先生の言うことを聞かなかったねずみがどうなるかと思ったけれど、ねこに食べられなくてよかった!」
「ねこの名前がたまおじさんなんてかわいかった。」
「ねずみとねこのずれた感じが楽しかった。」

ねずみを食べてやろうと思っているねこと、
そのねこに親しく話して近付いていく3びきのねずみの子どもたちの、
面白いやりとりに子どもたちの目も釘づけになっていました。
素敵なピアノ伴奏とハンドベルの音色もお話の雰囲気をさらに演出し、
あっという間に時間が過ぎていきました。

おはなしのとびらは次が最終回です。
どんなおはなしと出合えるのか、子どもたちも楽しみにしています。
 

藤棚コンサート 

平成29年11月17日(金)
今朝、附属の森は雪で一面真っ白に。
昨日の日中も雪が降り、一足早い冬の訪れを感じます。


そのような寒い中、昨日は年に一度の藤棚コンサートが行われました。

今年は「ジャズの歴史」という題にあるように、ジャズの音楽に触れる演奏会。

「ジャズってどんな音楽なの?」
「ぼく、クラシックなら知ってるけれど…。」
子どもたちもあまりなじみのない言葉に興味津々のよう。

この日、演奏してくださったのは、
”ジョニー黒田ジャズセクステット”という6人のメンバーによるバンドです。
客席の最後方から、子どもたちのすぐ横を演奏しながら登場してきたのを見て子どもたちもびっくりしたようです。

「ジャズって色々な音楽が混ざり合ってできたものなんだよ。」
「2と4で手拍子をしてみましょう。ほら、音楽にのってきたね。」

バンドの黒田さんがジャズの歴史や音楽との触れ合い方などを楽しく話してくれたり、
色々な種類のジャズの曲を演奏してくださったりしたおかげで、
演奏会の間、子どもたちも曲に合わせて手拍子をしたり、体全体でリズムに乗ったりしながら、
思い思いにジャズに世界に親しむことができたようです。

また、演奏会の前にお手製の「シェイカー」が1〜4年生に配れられたこともあり、
それをふりながら演奏会を楽しむ姿も多く見られました。
そとの寒さとは対極に、熱気あふれる演奏会となりました。

「ジャズって楽しいんだね!」
帰り道に話している子どもたちの言葉からも、まだ余韻さめやらぬといった様子が伺えました。


演奏後は、藤棚コンサートを主催していただいた藤棚会を代表して志村副会長がお話をしてくださいました。


今年度の藤棚コンサートでは「札幌赤レンガライオンズクラブ」様が協賛団体として、出演者の方のご紹介をいただきました。また、「小学校の子どもたちに何か役に立つものを贈らせてほしい。」という願いもあり、音楽機器などの購入に関わる寄贈品を贈呈してくださいました。
心より御礼申し上げます。
学校から副校長が代表して、感謝状を贈らせていただきました。


「子どもたちに、本物の音楽を。」
そのような願いのもと、毎年行われている藤棚コンサート。
今年はジャズを通して、子どもたちの音楽の世界もまた少し、広がったのではないでしょうか。
 

おはなしのとびら 6年&3年 

平成29年11月16日(水)

先週に引き続き、今週もおはなしのとびらが行われています。

13日(月)は6年生のお母さん方による「銀河鉄道の夜」。
ジョバンニという孤独な少年が友人と一緒に銀河鉄道に乗って銀河を旅するという有名なお話。
大きな影絵が子どもたちの前に広げられ、まるで自分が星空を見ているような雰囲気になります。
お話の美しい銀河の世界にあっという間に引き込まれていきました。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

15日(水)は3年生のお母さんがたによる「ひとつぼし」というお話。
聞きに来た子どもたちの前にきれいな星たちが登場して、お話の始まりです。

”ひとつぼし”はみんながそれぞれもっている、”じぶんだけのひかり”。
すきなこと、とくいなこと…
「じぶんのひかりはどんなひかりかな?」
と考えたくなるお話でした。
子どもたちも、いつか自分のひかりがかがやく、その時が楽しみになったことでしょう。

 

ラーメン工場ってすごいね! 

平成29年11月10日(金)

今週、3年生が社会科の学習でラーメン工場を見学しました。

工場の人と同じように子どもたちも身支度をします。

通路で工場の人の説明を聞いたり、ガラス越しにラーメンがオートメーションで流されて袋詰めされるまでの様子を見たり、子どもたちも興味津々です。

「小麦のタンクを1日で1本分使い切ってラーメンにするなんてびっくり!
 忙しい時にはそんなにたくさんの量が必要になるんだ!」
「贈り物としても有名なんてすごいんだね。」

これから寒い時期が来ること、そして年末年始と繁忙期を迎えることに伴って、
ラーメンの生産量が増えることに驚いたり、感心したりしていたようです。

後日、総合的な学習で調理員さんが給食をつくる様子について考えた時には、
「調理員さん7人で1000人分の給食をつくるには、ラーメン工場のように流れ作業にしないと大変なんじゃないかな?」
と、ラーメン工場で見学したことを基にした考えも出されました。

実際に自分で見て、聞いて、触れて、実感しながら学んだことは、
子どもたちの中にも強く残っていくのですね。
 

6年ゼミ  

平成29年11月7日(火)

今日は火曜日。
通常は5時間授業の日なのですが、6年生のみ6時間目にいくつかの教室に分かれて学習に取り組みました。
これは通称「6年ゼミ」と呼んでいる本校の教育活動です。
「全職員で全児童を育てる」というスタンスのもと、
1〜4年の担任が中心となって6年生の学習のまとめの指導にあたっています。


1回目のこの日は、国・社・算・理の学習の振り返りやまとめを中心に行いました。

「この問題はわり算の考え方を使うと簡単にできそうだね。」
「単位が変わるときは、どうやるとよかった?」
「鎌倉時代の次は?このときの政治を進めていたのは…?」

どの教室でも、これまでに学んだことと問題とのつながりを意識させながら、
それぞれの担当教員が解説したり、子どもたちの考えを引き出したりしていました。
「なるほど…。」と納得したことをノートにまとめていく姿もあり、
自分の課題に対して真剣に取り組む6年生の様子が見られました。


6年ゼミはあと数回行われます。
6年生の子どもたちの力を伸ばしていくことができるよう、
全職員で力を合わせて取り組んでいきます。
 

おはなしのとびら 5年&4年  

平成29年11月7日(火)

読み聞かせをしていただいている有志の皆様を中心としたメンバーによる「おはなしのとびら」が今週から始まりました。いつもの読み聞かせは自分の学年だけですが、「おはなしのとびら」ではどの学年のおはなしを聞くことができます。

トップバッターは5年生「ドン・キホーテ」です。
お店の…?と思わせるようなはじまりから一転…
「世界中で読まれている名作中の名作ですよ。」
「そうなんだ〜。どんなお話?」
と本の世界にいざなう展開で、子どもたちもどんどん引き込まれていきました。

終わった後には、
「読み方を変えると、あんなに迫力がでるなんてびっくりした。」
「お話のおもしろさがすごく伝わった。」
という声が子どもたちから聞こえてきました。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

次の日には4年生の皆様による「おじいちゃんがおばけになったわけ」というお話でした。
おじいちゃんと主人公エリックのやりとりに「くすっ」と小さく笑ったり
おばけになってしまった理由を探す中で懐かしい思い出を振り返っていく話に静かに耳を傾けたり…
一人一人がじっくりとおはなしの世界に浸っている様子が見られました。

11月24日の最終日まで、「おはなしのとびら」は続いていきます。
次回は6年生の皆様が「銀河鉄道の夜」を影絵で読み聞かせしてくださります。
 

JICA研修員の方々とのお別れ 

平成29年11月6日(月)

2週間にわたるJICA研修が終了しました。
最終日となった2日(木)には全校でお別れ集会を行いました。
全校児童で歌った「COSMOS」の歌声を聞いて、寂しそうな表情を浮かべている研修員の方もいらっしゃいました。
短い期間でしたが、給食や授業などで交流することのできた方とお別れするのは名残惜しいもの。
退場を見送るときには、ハイタッチの手をあげたり、「Good-Bye!」「さよなら!」と言葉をかけたりしている様子が多くありました。



お別れ集会の中で、研修員の方々が自国から持ってきてくださった様々なものを附属札幌小学校の子どもたちにプレゼントしてくれました。
「これは私の国の子どもたちが使っている教科書です。ぜひ見てみてください。」
「これは私の国の国旗です。緑は農業の色、赤は…。」
「モンゴルの家を表したもので…。」
それぞれの国の歴史や文化、自然などが伝わる素敵な贈り物です。
ホールに展示すると、さっそく通りかかった子どもたちが手にとって眺めていました。




様々な形で国際交流が行われたJICA研修。
今年度も子どもたちに貴重な思い出ができたようです。
 

秋の環境整備 

平成29年11月3日(金)

3連休初日の文化の日。
朝早くから多くの父親委員のお父様方が学校に集合しました。

この日は秋の環境整備。
外ではビニルハウスの解体や教材園の整備を行いました。
あっという間に解体を終えた後、池に溜まっている枯れ草や枝を掃除してくださるお父様の姿も。

「池にいる生き物も勉強になるんだよなあ。
 もっといい環境にできないかな。」
と話してくださっていたそうです。
附属の森をはじめ、子どもたちが過ごす様々な場所に目を向けてくださっていることに感謝の念でいっぱいです。


一方、今年度は校内でも作業を行いました。
それは…1階廊下壁のペンキ塗りです。
ところどころの塗装がはがれ、まだらになっていた部分もありましたが、
今回の作業で見違えるほど白く綺麗な壁になりました。
前日の準備から片付けまで、そして何よりも難しいペンキ塗りの作業を行っていただき、こちらにも改めて感謝申し上げます。


3連休が明けて登校してきた子どもたちからも

「あれ?え?すごい!壁が白くなってる!」
「きれい!新しい学校みたい。」

と驚きや喜びの声が上がっていました。

多くの方の温かいお心添えとご協力のおかげで、
附属の森の冬支度も整い、校内もきれいになりました。
本当にありがとうございました。
 

JICA研修員の研究授業 

平成29年11月1日(水)


この日、JICA研修員の方が研究授業を行いました。

これまでの研修で、「問題解決的な授業の進め方とは…」「子どもはどのような考えや発言をするだろうか…」など、実際の授業場面を想定しながら指導案の作成や教材研究を行ってきました。
この日の授業には、それらの成果が十分に発揮されていました。

3時間目に行った、4年理科「ものの温度と体積」の授業では、空気を温めたり冷やしたりすると体積が変わることを学習しました。

フラスコの先につけたチューブの中にゼリーを入れ、実験をしていきます。
氷水にフラスコをつけると…
「あっ!動いた! おもしろいね。」
「一瞬でよく見えなかった。もう1回やってみたい。」
とゼリーの位置の変化に夢中です。

逆に温めるとゼリーも反対の方へ動き、
「やっぱり、中の空気が膨らんでいるんだよ。」
と考えを深めることができたようです。


4時間目は3年算数「三角形」の授業。
3色のストローと、それらをつなぐモールが数本ずつ全員に渡され、様々な三角形をつくっていきます。

できた三角形を子どもたちと丁寧に確認した後、なかま分けをしていきます。
「ちがう分け方をした人はいませんか?」
「ぼくは、4つのグループにしたんだけど…。」
「あれ、横長さんかくと縦長さんかくはちがうグループ?」
「でも…。」

どんなところに着目して考えたのかを話し合いながら、
三角形についてじっくり考えることができたようです。

どちらの授業でも、通訳を介して進められたのでいつもと違う雰囲気でしたが、
授業を行った先生方の笑顔や、子どもたちの言葉に耳を傾けてくれる姿に、
どの子も安心して楽しく授業に参加できたようです。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

授業後には研究授業を振り返って討議を行いました。
・子どもたちは学習の目標に到達することができたか。
・教師の発問や指示は明確だったか。
などについてそれぞれの研修員が考えを述べながら研修を深めていました。
また、本校の理科・算数の教員も話し合いに参加しました。


「今日の授業ではフラスコを用いましたが、身の回りにあるものを使えばどの国でも同じような学習ができます。例えば、ペットボトルを例に挙げてみると…。」

JICA研修には多くに国の方が参加しています。
今回の研修で学んだことや取り組んだことを
それぞれの国にもち帰り、生かしてもらえるようにと願っています。

 どの国でも
 どの教師でも
 どの子どもたちでも

言葉や文化などの違いはありますが、
「教育」にかける思いは同じなのだということを感じる機会となりました。
 

ばらたん水族館 

平成29年11月1日(水)

2年生のワークスペースや教室に楽しいコーナーがたくさん出現しました。
通称「ばらたん水族館」と呼んでいる、生活科の学習の取り組みです。

9月に学校近くの茨戸川に行き、エビや小魚など多くの水の生き物に触れて学習したことを生かし、それぞれのコーナーの内容を考えていきました。

「このぬりえ、すごいでしょう!いろいろな魚がいるんだよ。」
「魚つりコーナーの工夫はね、小さい魚も大きな魚もいるし、エビもいてね…。」


「魚パズルをつくったの!時間内に完成できればオッケー!」


「もぐらたたきを変えて、さかなたたきにしたんだ!」


改めて魚のことを調べ、生き物について詳しくなったり、
遊びのコーナーということで「来てくれる人が楽しめるような」工夫を考えたり、
同じコーナーの友達とアイデアを出し合い、相談しながら活動を進めてきたことがわかります。

2日間にわたってばらたん水族館がオープン。
どちらも1年生から6年生まで多くの子どもたちが来館し、大盛況となりました。


 

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