気持ちを込めて歌った「花唱集会」 〇
令和2年1月30日(木)
1月28日(火)と1月30日(木)の2回に分けて、音楽委員会が主催する「花唱集会」が行われました。先日の引継式にて委員会を6年生から託された5年生が司会を務めます。
1日目の初めに登場したのは1年生です。「ね」という曲を歌いました。
明るい声で歌う姿や、1年生にもかかわらず全員の音程が合っている技術の高さに、全校の子どもたちから驚きの声が上がります。
担任の先生とも息がぴったり。とても素敵な斉唱でした。
続いて3年生が「See You」を歌いました。
さすが3年生です。声の響き方がとてもきれいだけれども、しっかりと芯のある温かい素敵な声で歌っていました。歌詞の意味を考えながら歌う3年生の合唱に気持ちが温かくなります。
1日目の最後を飾るのは5年生です。
「Let's Fly!」という曲を合唱し、まるで鳥になって世界を旅をしているような雰囲気が会場中に広がります。それでいて自由に伸び伸びとした明るい歌声。そして前に突き進む意志の強さを感じます。
音楽専科の谷坂先生は「何度も転調を繰り返すとても難易度の高い曲を、ここまで歌える5年生は本当にすごい。」とお話ししていました。1日目のトリを飾るのにふさわしいものでした。
2日目は2、4、6年生が登場します。
2日目の始めは2年生の「しあわせの花もよう」です。
普段元気いっぱいの2年生ですが、なんときれいに高音が響くのでしょう。
曲の雰囲気に合わせて2年生は透き通るようなきれいな声で表現していることに驚きました。
そして、低学年なのにピアノも2年生が弾いていました。「緊張した。」と終わった後は話していましたが、きっとここまで一生懸命練習してきたことでしょう。すばらしい演奏でした。
4年生の2部合唱「ぜんぶ忘れない」。
複雑にかけ合うソプラノとアルトのパートを見事に歌い上げ、会場にどよめきが起こりました。
なんと力強く、それでいて美しいハーモニーなことか。歌うことが好きで、夢中になって歌ってきた4年生の歌声は、強く記憶に残る素晴らしいものでした。
とうとう6年生の登場です。練習の予定を立てたり、練習方法を考えたりしながら、自分たちの力で花唱集会を目指してきました。
並び方も自分たちで考えています。真ん中に男子が並ぶとステージが引き締まって見えることに、子どもの発想から気付かされました。
曲は「いつかこの海をこえて」。
震災にあった中学生が書いた詩に、美しくもはかなく、それでいて前に進もうとする思いを感じさせるメロディー。そんな難しい曲を感動的に歌い上げた6年生の歌声は本当にすばらしいものでした。
会場では涙をこらえきれない保護者の方々が目に映りました。
歌詞の意味や、感情を乗せて歌われるフレーズをよく理解し、それでいて体全体を使いながら歌で表現しようとする真摯な姿に、感動が止まりません。
全校の子どもたちが、あのような6年生になりたいと思える素晴らしいものでした。
最後は「未来へのステップ」を全校の子どもたち全員で歌いました。
豊かに会場中に響き渡る歌声に、子どもたちの思いがあふれています。
いつまでも歌うことが好きな気持ちを忘れずに、このまま大きく成長してほしいと思いました。
保護者の方々が来てくださったことで、子どもたちの励みになりました。
お忙しい中、足を運んでくださりありがとうございました。
児童委員会引継式
令和2年1月23日(木)児童委員会引継式が行われました。
昨年の12月に退任した各委員会の6年生が、4・5年生に対し、
委員会を通して附属札幌小学校をどうしてほしいのか、願いを
伝える集会です。司会進行は、5年生が務めます。
高学年が揃った体育館には、良い意味での緊張感があります。
各委員会の前委員長は、自分の言葉で願いを丁寧に伝えていきます。
一人一人の言葉から、委員会によってよりよい学校づくりを進めてきた
6年生の自信、そして、さらによくしてほしいという熱い思いが伝わってきます。
その言葉に耳を傾ける4、5年生の表情は、真剣そのものです。
一言も聞き漏らすまい、という姿勢が見えます。
引継式が終了すると、各委員会に分かれ、4・5年生で3学期の
活動計画を立てたり、仕事分担を話し合ったりします。やる気を
前面に出して活発に話し合う4・5年生たち。自分たちの活動で
よりよい学校を創る、という附属札幌小学校の伝統が、しっかりと
引き継がれていくことを感じました。
3学期が始まりました。
令和2年1月21日(火)
1月20日(月)から3学期が始まり、校舎に子どもたちの元気な声が戻ってきました。
校長先生のお話を真剣に受け止める子どもたち。
2名の子どもが冬休みの出来事や3学期に向けてがんばりたいことを発表しました。
久しぶりに担任の先生と会えてうれしそうです。
マイメモリーや自由研究、書初めなど、冬休み中の取組がよく伝わる発表をしていました。
21日(火)の本日は…
青空が垣間見える天気の中、奥の方から子どもが歩いてきました。
札幌市内と比べると、積雪量が多いあいの里。
附属山にも雪が積もっていたため、いつも通りのスキー学習を
行うことができました。
広いキャンパスの中をスキーで歩いた子どもたちでしたが、
それでも元気いっぱいの姿が見られました。
3学期も気持ちのよいスタートを切ることができました。