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地域協働推進の取り組み寄附特別講座(第7・8回)を開講しました

2018年6月12日

 平成30年6月8日(金)に本学第1講義室にて、「新日本スーパーマーケット協会・北洋銀行 寄附特別講座(第7・8回)」を開講しました。本講座は、「地方創生」の取組が求められるなか、各界で活躍されているトップクラスの方々を講師として迎えた講座を行うことにより、地域産業を担う高度な地域人材の育成と受講者のキャリアアップを目指すもので、学生、企業、一般市民の方、約330名が受講しました。なお、本講座は今年度より「国際地域リーダー論」として授業科目となりました。
 
 第7回講座は、ラッキーピエログループ 会長 の 王 一郎 氏が「B級グルメダントツ地域No.1パワーブランド戦略」と題し、道南地域に出店を限定し、地産地消にこだわる地域に密着した経営戦略についてご講演いただきました。
「新しいものを創造し、常に変化し続け、他の真似ではない圧倒的な個性をもつことが大切。これまでに全国展開や海外出店など、数々の誘いを受けたがそれらを断った。地元のものを使って、地元でNo.1になるということがラッキーピエログループのブランディング戦略である」とお話しされました。また、自身が夢を言葉で表現することで実現してきた経験から「失敗の98パーセントは、『諦める』こと。成功するためには目的をしっかり作り、ポジティブな言葉のエネルギーで夢を実現してほしい」と学生へ熱いメッセージがおくられました。

  ▲  ラッキーピエログループ               ▲  授業風景  ▲
        会長 王  一郎 氏  ▲
 
 第8回講座は、ふらっとDaimon マネジャー 越尾 賢 氏が「ふらっとDaimonの活動について」と題し、平成28年にオープンし、世代や障がいの有無に関わらず、誰もが気軽に訪れることができる多世代型交流サロン「ふらっとDaimon」の活動・今後の課題についてご講演いただきました。
 「高齢者を中心に口コミが広がり、少しずつ利用者が増えてきている。効果的な情報発信の仕組み作りが課題だが、お客様一人一人に目を向け、大事にしていきたい。また、サービスを受けるだけではなく、ボランティア活動など自身が主体者になって『誰かの役に立とう』と思うような活動を進め、これまでにない新たな価値を生み出していきたい」とお話しされました。また、講演後にはサロンの課題である「高齢者と若者が世代を超えて交流するためには」というテーマで学生にアイデアを求め、活発な意見交換が行われました。「料理教室や学生が教えるパソコン教室などの意見をもらい、大変参考になった。今後ぜひ実現したい」との言葉をいただき、学生たちも充実した表情を浮かべていました。
 
   ▲ ふらっとDaimon                  ▲  授業風景  ▲
     マネジャー 越尾  賢  氏 ▲

 講話後の質疑応答では、学生や市民から多くの質問があり、講話内容について更に理解を深めていました。

 次回の講座は平成30年6月22日(金)に行います。是非ご参加ください。
詳しくは以下の特設ページをご覧願います。
 

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