地域協働推進の取り組み「エエまちづくり 江差町姥神大神宮渡御祭参加体験2018」を実施しました
2018年8月16日
平成30年8月9日(木)から12日(日)にかけて、江差町にて「エエまちづくり 江差町姥神大神宮渡御祭参加体験2018」を実施し、学生27名が参加しました。この取り組みは、江差ソーシャルクリニックによる活動「エエまちづくり」の一環として行われました。
「エエまちづくり」は、函館校学生及び教職員に対して、教育・研究・地域協働活動の場として江差町を意識してもらうことを目的とし、函館校地域協働推進センターと江差町の協働で実施されたものです。また、今年度は、HAKODATEコンシェルジュ養成プログラムの一環としても行われ、体験型授業「ソーシャルクリニックと地域」を受講している1年生17名も参加しました。
370年有余の歴史がある姥神(うばがみ)大神宮渡御祭は、北海道最古のお祭りと言われ、江差町のシンボルの1つであり、町民の心の拠りどころでもあります。このお祭りに参加するために全国各地に住む江差町出身者が帰省し、この時期の町の人口は通常の5倍になります。その一方で、人口減少が進む中、祭りをどのように継承していくのかという課題もあります。
昨年度に引き続き、今年度も学生が主体となり参加体験実行委員会を立ち上げ、受け入れに関する江差町側との打ち合わせ、お祭りに関する事前学習を実施し、祭りでは本校学生27名のうち、12名が姥神大神宮の神輿行列に参加し、15名が本町清正山の山車(やま)に参加しました。
この体験を通じて、江差町の歴史や伝統、地域の暮らしに関する知識を深めるとともに、地域創生における祭事の位置づけなどに関して考える機会を得ることができました。
▲姥神大神宮渡御行列に参加する学生たち▲
▲本町清正山に参加した学生たち▲ ▲姥神大神宮前に集結する山車▲