地域協働推進の取り組み第2回巡回型サテライト・オフィスを八雲町役場(渡島北部)で実施しました
2018年11月26日
平成30年11月19日(月)に、八雲町役場にて、第2回「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。「巡回型サテライト・オフィス」とは、地域課題の診療所のような存在をイメージした本校独自の地学協働モデル「ソーシャルクリニック」を道南全域に拡げるための企画です。本校の地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域課題やニーズを直接うかがうとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて意見交換を行うものです。
今回は、前半では大学側から『北海道教育大学函館校地域協働シーズ集』やスライド資料等に基づき、これまでの地域協働活動事例の紹介を行い、後半では具体的な課題やニーズに関する情報・意見交換を行いました。参加された八雲町の12名の方からは、「教育大は学校教員の育成専門だと思っていたが、これほど地域のことに力を入れる大学になっていたと初めて知った」、「町のPRに学生の外からの目を活かしたい」、「地域政策やまちづくりについてあらためて考えるヒントがほしい」といった声をいただき、今後の協働へ向けて大変有益な機会となりました。
なお、学生にも参加してほしいという地域からの要望を受け、同行した地域協働専攻・国際協働グループ3年生の佐久間朝夏(さくまともか)さんは、前半では1年間取り組んできた地域プロジェクト「函館の国際交流活動の現状と課題」の成果報告を行い、後半では撮影係を務める傍ら学生目線で意見を述べるなど、活躍いたしました。
次回は、平成30年12月3日(月)14時00分から、乙部町生きがい交流センターで実施します。町内だけでなく近隣の市町村の方も、是非ご参加ください。
詳細につきましては、巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。
▲ 情報交換会の様子 ▲ 成果報告をする学生