地域協働推進の取り組み第4回巡回型サテライト・オフィスを木古内町中央公民館(渡島南部)で実施しました
2019年2月21日
平成31年2月4日(月)に、木古内町中央公民館において、第4回「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。
「巡回型サテライト・オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」事業の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域課題やニーズを直接うかがうとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報や意見の交換を行っています。
今回は、木古内町をはじめ、渡島総合振興局、江差町、知内町、福島町、松前町等の多様な地域や組織から参加された18名の方々と共に、大学側の地域協働活動の現状や地域側の課題等について、情報や意見の交換を行いました。参加者からは「実際に地域に出向き地域課題に取り組んでいることを知り感心した」「大学ならではの知識や視点で地域の問題解決に協力してほしい」「学生の大胆な発想に期待したい」といったお声をいただきました。また、具体的に「交流人口の増大および定住人口への結びつけに関する対策」「外国人向けリーフレットの多言語化」「寒中みそぎ祭りへの参加」等々につき、ご期待をお寄せいただきました。
同行した地域協働専攻・国際協働グループ3年生の佐久間朝夏(さくまともか)さんは、自らが取り組んだ地域プロジェクト「函館の国際交流活動の現状と課題」の説明や、近年の学生の興味や傾向に関する情報提供を行い、地域の皆様から「このように学生が地域へ出向いて発表・交流する機会をもっと増やしてほしい」とご好評をいただきました。
なお、「地域プロジェクトは1年で足りるのか?」「学生たちには特に地域の情報発信の面で期待している」といったお声もいただきました。ちょうど今年度から開設した「国際地域イノベーター人材養成事業」内「HAKODATEコンシェルジュ養成プログラム」では、「地域プロジェクトⅢ」「Ⅳ」を増設し最大2年間取り組めるように拡張を図ると共に、「情報発信演習」という科目も新設したところでしたので、地域のニーズに添う形で前進できていることを確認でき、心強く感じました。
▲情報交換会の様子 ▲ 自身の活動を発表する学生