地域協働推進の取り組み第1回巡回型サテライト・オフィスを渡島総合振興局で実施しました
2019年9月5日
令和元年8月29日(木)に、渡島総合振興局において、2019年度第1回「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。「巡回型サテライト・オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」活動の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接うかがうとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報や意見の交換を行っています。
会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明し、後半では、振興局の皆様と質疑応答や情報・意見などを交わしました。振興局の皆様からは、「地域プロジェクトの最新状況をwebなどで知らせてほしい」、「学生を地域に招いて成果発表を聞きたい」、「函館以外のエリアにもさらに活動を拡大してほしい」といったご要望をお寄せいただきました。また、具体的な活動のテーマとして、「地域おこし協力隊員相互のネットワーク形成や広報活動の支援」、「縄文文化や関連地域の海外観光客向けの魅力発信」などをご提案いただき、今後へ向けて重要な示唆を得ることができました。
同行した地域協働専攻・地域政策グループ4年生の村上晴菜(むらかみはるな)さんは、自身が取り組んでいる社会福祉法人での「オープンゼミ」活動の説明などを行い、「地域での学生による成果発表の実施」というアイディアが生まれる契機となりました。
今年度の巡回型サテライト・オフィスは全6回を予定しており、次回は、令和元年9月24日(火)14時00分から、「長万部町多目的活動センターあつまんべ」で実施します。近隣の市町村の方も、どうぞふるってご参加ください。
詳細は巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。
▲学生が自身の活動を説明する様子 ▲情報交換会の様子