地域協働推進の取り組み第2回巡回型サテライト・オフィスを長万部町で実施しました
2019年10月8日
令和元年9月24日(火)に、長万部町多目的活動センター「あつまんべ」において、2019年度第2回「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。「巡回型サテライト・オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」活動の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接うかがうとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報や意見の交換を行っています。
会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等についてご説明し、後半では、地域の皆様と質疑応答や情報・意見などを交わしました。地域の皆様からは、「これから地域食堂を開く予定だったので、すでに実施中の函館の事例が参考になり良かった」、「地域だけでは解決が難しい観光PR推進や商店街再開発、サードプレイス(職場、自宅とは異なる第3の居場所)の設置などについて、大学から意見や協力を得られるとありがたい」といった感想をお寄せいただきました。また、さらに具体的に「夏休みや冬休みの登校日などに学習ボランティアに来てもらったり、不登校の生徒への対応などに関わってもらったりできると助かる」、「観光客に対する体験的なプログラムが少ないため、学生目線からアイディアを出してもらって一緒に取り組みたい」といったご要望をお寄せいただき、今後へ向けて重要な示唆を得ることができました。
同行した地域協働専攻・地域政策グループ2年生の大谷陽和(おおたにひより)さん、佐藤大智(さとうだいち)さん、西浦かなえ(にしうらかなえ)さんは、それぞれが取り組んでいる「地域プロジェクト」の説明を行い、学生の立場から地域協働活動の実態や成果を伝えました。また、この報告記事の元となる記録の作成や写真撮影、会場設営、受付業務等々にも活躍致しました。
巡回型サテライトの趣旨や今後の予定については、巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。
▲本学の地域協働活動等を紹介する様子 ▲学生が自身の活動を説明する様子1
▲学生が自身の活動を説明する様子2 ▲情報交換会の様子