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地域協働推進の取り組み第3回巡回型サテライト・オフィスを今金町で実施しました

2019年10月8日

 令和元年9月26日(木)に、今金町総合福祉施設としべつ内保健センターにおいて、2019年度第3回「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。

 「巡回型サテライト・オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」活動の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接うかがうとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報や意見の交換を行っています。

 会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等についてご説明し、後半では、地域の皆様と質疑応答や情報・意見などを交わしました。地域の皆様からは、「地域課題を町民と共有する機会が今までなかったなと話を聞いて感じた」「自分たちで地域課題に向き合う際に新しい視点やヒントが必要となったら、大学の力を借りて新しいアプローチを考えていきたい」といった感想をお寄せいただきました。また、さらに具体的に「地域課題が2019年度前期のみでこんなに沢山出てくるくらい、突き詰めよう、関わろうとすれば、課題はこれだけあるのだなと感じた。新しいことを始めることや改善することは大変だが、変わっていく過程や実際に変わったものを見られることはやりがいがあって、楽しいことだと思うので、今後今金町で課題が見つかった時に大学と関わりながら進めていけたらと思った」といった激励もいただき、今後へ向けて重要な示唆を得ることができました。
今回の司会・進行は、地域協働専攻・地域政策グループ2年生の大谷陽和(おおたにひより)さんが務めました。初めての大役を終えた大谷さんは、「司会・進行はとても緊張しましたが、温かい雰囲気の中で今金町の方と交流を持つことができ、とても良い経験になりました。これからもこのような機会があればぜひ参加したいと思います」と話しました。

 また、同行した同グループの金鉉善(きむひょんそん)講師と、同グループ2年生の西浦かなえ(にしうらかなえ)さんは、それぞれが取り組んでいる「地域プロジェクト」の説明を行い、教員・学生それぞれの立場から地域協働活動の実態や成果を伝えました。あわせて、この報告記事の元となる記録の作成や写真撮影、会場設営、受付業務等々にも、学生たちが活躍いたしました。
 
 次回は、令和元年10月21日(月)14時00分から、「厚沢部町保健福祉センター」で実施します。町内だけでなく近隣の市町村の方も、どうぞふるってご参加ください。
 
 巡回型サテライトの趣旨や今後の予定については、巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。


        ▲情報交換会の様子           ▲学生が自身の活動を説明する様子

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