地域協働推進の取り組み第5回巡回型サテライト・オフィスを七飯町で実施しました
2019年12月3日
令和元年11月25日(月)に、七飯町役場において、2019年度第5回「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。「巡回型サテライト・オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」活動の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接うかがうとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報や意見の交換を行っています。
会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状、大学側の研究・教育シーズ等についてご説明し、後半では、地域の皆様と質疑応答や情報・意見などを交わしました。七飯町の皆様からは、すでに函館校教員との協働に基づき「サマースクール」や「はこだて国際科学祭」、「大沼環境保全活動」等の実績があるものの、大学が組織としても対応してくれることを知ったので、今後積極的に活用していきたいというご感想をいただきました。具体的には「地域食堂の支援」や「町内会活動活性化」、「児童虐待の関係者・機関のモニタリングへの参加」等の協働に関するご意見をいただき、今後へ向けて貴重な示唆を得ることができました。
同行した地域協働専攻・地域政策グループ3年生の海老原亜紀(えびはらあき)さん、佐藤恭紀(さとうよしき)さんは、それぞれが取り組んでいる「地域プロジェクト」の説明を行い、学生の立場から地域協働活動の実態や成果をお伝えしました。あわせて、本報告記事の元となる記録の作成や写真撮影、会場設営、受付業務等々にも活躍いたしました。
▲本学の地域協働活動等を紹介する様子 ▲学生が自身の活動を説明する様子