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地域協働推進の取り組み地域づくり支援実習 実習報告及び講演「学生が実感した被災地支援と地域振興の課題」 を開催しました

2021年2月9日

 令和3年2月3日(水)、地域づくり支援実習 実習報告及び講演「学生が実感した被災地支援と地域振興の課題」を開催しました。
 今回は新型コロナウィルス感染症防止のためオンライン開催となりましたが、本学学生や各地域の協力団体を含め40名ほどの参加がありました。

 この実習報告及び講演は、厚真町教育委員会、NPO 法人 ezorock、ならびに森町と本校が連携し、今夏実施した地域滞在型インターンシップ(長期滞在プログラム)を通して見えてきた、被災地支援や地域振興のあり方について検討し、今後の課題について理解を深めることを目的に実施しました。

 当日前半は、実習指導にあたった、NPO法人ezorock 代表理事の 草野 竹史 氏、NPO法人ezorock プロジェクトコーディネーターの 水谷 あゆみ 氏、森町 企画振興課 計画係・振興係 係長の水山 淳史 氏 よりそれぞれご講演をいただきました。後半は、学生からの実習報告に進みました。
 厚真町で実習した学生4名からは「教育の中心は学校であると捉えがちだが、地域の様々な人の支えがあってこそ」「子どもたちと接するにあたって、想像力の乏しさを痛感した」など、森町で実習した学生5名からは「提供者と利用者のニーズの違いに気づく難しさを感じた」「その地域に住んでいる人にとって当たり前なことが、外の人にとっては魅力になるかもしれない」など、それぞれの地域に長期滞在したからこそ得られた貴重な学びが語られました。

 参加した学生の1人は、「こんなに集中してZoomを利用したのは初めてかもしれません。どちらのチームもとにかく雰囲気がよく、とてもうらやましく感じました。社会を見直すきっかけになりました。来年はぜひ実習に参加させていただきたいと思います。」と意気込んでいました。

 今後とも函館校では、さまざまな機会を通じて、地域づくりへの支援活動に積極的に取り組んでいきます。


△オンラインによる実習報告会の様子△

 

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