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地域協働推進の取り組み巡回型サテライト・オフィス(渡島総合振興局)をオンラインで実施しました

2021年10月1日

 令和3年9月15日(水)に、渡島総合振興局とオンラインにて、今年度第1回の「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。

 「巡回型サテライト・オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」活動の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接うかがうとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報や意見の交換を行っています。

 会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明しました。また、同席した地域協働専攻・地域政策グループ4年生の志摩祐斗さんからは「観光コンシェルジュ実習」への参加報告がありました。ここでは函館市内の観光スポットを原稿なしで紹介したり、観光ガイドとして身についた知識を紹介したりする場面もありました。中村吉秀特任教授からは「教職大学院の特徴や人材育成」について、附属函館中学校の白川卓副校長、郡司直孝教諭からは「附属函館中学校が取り組む遠隔授業や教員研修」の紹介をしました。

 後半の意見交換では、観光コンシェルジュ実習について「観光ガイドとして工夫していたことは?」「実習の結果は地域に対して活かされるのか?」といったご質問や、「世界文化遺産登録された『縄文文化』をPRしてほしい」「青函交流促進のイベントを行いたい」といったご要望をお寄せいただきました。
 附属函館中学校には「GIGAスクールに関し、インターネット化への切り替えはどのように行ったのか?」「総合的な学習の中で『観光教育』に取り組んでいきたい」といったご質問やご要望をいただき、今後へ向けて重要な示唆を得ることができました。
 
 今年度の巡回型サテライト・オフィスは、他地域での開催を調整中です。これまでの本取り組みの詳細については、巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。

▲オンラインによる意見交換の様子▲


▲学生の司会進行と「観光コンシェルジュ実習」プレゼンの様子▲
 

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