地域協働推進の取り組み巡回型サテライト・オフィス(木古内町)を実施しました
2021年12月16日
令和3年11月15日(月)に、木古内町役場にて2021年度第5回の「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。「巡回型サテライト・オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」活動の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向いてそれぞれの地域の課題やニーズを直接伺うとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報交換と意見交換を行っております。
会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明しました。また、同行した地域協働専攻・国際協働グループ3年生の秋山ひかるさんからは「観光コンシェルジュ実習」への参加報告があり、中村吉秀特任教授からは「教職大学院の特徴や人材育成」について、附属函館中学校の白川卓副校長、郡司直孝教諭からは「附属函館中学校が取り組む遠隔授業や教員研修」についての紹介がありました。
後半の意見交換では、「観光団体の高齢化が問題になっている」「タブレットを活用したICT学習の必要性が高い」「広報活動として、SNSによる情報発信の基礎を作っている段階である」等の現状を伺いました。あわせて「学生に観光資源を発掘してもらいたい」「学生とコラボして観光宣伝動画の制作やフォトスポットの発信をするなど、SNSを活用していきたい」「感染症の影響で対面授業が行えない場合の、効果的な新しい授業形態を知りたい」といったご要望が寄せられました。
地域づくり・観光・教育それぞれの視点から、取り組み事例のご紹介や連携に向けた意見が交わされ、今後に向けて重要な示唆を得ることができました。
今年度の巡回型サテライト・オフィスは、他地域での開催も予定しております。これまでの本取り組みの詳細については、巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。
▲郡司教諭より附属函館中学校による遠隔授業のご紹介▲
▲木古内町のゆるキャラ「キーコ」も参加しました▲