地域協働推進の取り組み巡回型サテライト・オフィス(北斗市)を実施しました
2021年12月16日
令和3年11月22日(月)に、北斗市総合文化センターかなで~るにて2021年度第6回の「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。「巡回型サテライト・オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」活動の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向いてそれぞれの地域の課題やニーズを直接伺うとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報交換と意見交換を行っております。
会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明しました。また、同行した中村吉秀特任教授からは「教職大学院の特徴や人材育成」について、附属函館中学校の白川卓副校長からは「附属函館中学校が取り組む遠隔授業や教員研修」についての紹介があり、地域協働専攻・国際協働グループ3年生の秋山ひかるさんからは「観光コンシェルジュ実習」への参加報告がありました。
後半の意見交換では、「学生が町を歩いていると嬉しいという住民の意見が多い」「北斗市に残る歴史的知識が地域住民に浸透していない」「イベントを開催するための人手が不足している」等の現状を伺いました。あわせて「『体験型・着地型観光』のガイドや歴史説明で学生の協力がほしい」「単発ではなく、継続的な学生ガイドの取り組みを築きたい」といったご要望や、「附属函館中学校の遠隔授業に使用する機器について」といったご質問が寄せられました。
地域づくり・観光・教育それぞれの視点から、取り組み事例のご紹介や連携に向けた意見が交わされ、今後に向けて重要な示唆を得ることができました。
今年度の巡回型サテライト・オフィスは、他地域での開催も予定しております。これまでの本取り組みの詳細については、巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。
▲中村特任教授より教職大学院の人材育成と授業改善のご紹介▲
▲附属函館中学校独自の遠隔授業取り組みをご案内しました▲