地域協働推進の取り組み知内町と「ソーシャルクリニックに係る意見交換会」を実施しました
2022年8月9日
令和4年8月3日(水)に、知内町中央公民館にてソーシャルクリニック(SC)に係る意見交換会を実施しました。知内町と北海道教育大学は平成28年に「相互協力に関する協定」を締結しました。本協定は、お互いが教育、文化、学術及び地域振興に関する協力関係を深め、両者の発展と充実に寄与することを目的としております。協定締結から6年を迎え、相互の協力関係を改めて確認し、現状に即した協力・協働関係を強化し、SC活動(地域の課題を診断し、解決のための処方箋を書き、治療を実施する協働の仕組み)をより充実させていくため、本会を開催しました。
会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明したあとで、中村吉秀特任教授・附属函館中学校校長からは「教職大学院の特徴や人材育成」および「附属函館中学校が取り組む遠隔授業や教員研修」についての説明がありました。また、同行した地域協働専攻・国際協働グループ3年生の前田晴香さんから「観光コンシェルジュ実習」への参加報告がありました。
後半の意見交換では、「空き家増加の問題に直面している」「観光ガイドの育成が必要となる」「学校と地域を結ぶ取り組みを重視しており、地域住民を講師として登録し学校に派遣する生涯学習サポートバンク制度を導入した」等の現状が説明されました。また、「附属中学校におけるICT教育の実践事例が参考になった」「道の駅の活用方法や情報発信、ガイド育成について参考としたい」というご感想をお寄せいただきました。
今後も、函館校では知内町の地域創生へ向けて地域協働の取組を一層積極的に進めてまいります。
▲西山町長よりご挨拶をいただきました▲ |
▲五十嵐キャンパス長よりご挨拶▲ |
▲齋藤センター長より函館校の取り組みをご紹介▲ |
▲中村特任教授より教職大学院と附属中学校のご紹介▲ |
▲学生による「観光コンシェルジュ実習」参加報告の様子▲ |