地域協働推進の取り組み巡回型サテライト・オフィス(檜山振興局)を実施しました
2022年9月28日
令和4年9月26日(月)に、檜山振興局にて2022年度第3回の「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。「巡回型サテライト・オフィス」では、函館校「ソーシャルクリニック(地域の課題を診断し、解決のための処方箋を書き、治療を実施する協働の仕組み)」活動の一環として、地域協働推進センターから道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接伺うとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報交換と意見交換を行っております。
会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明したあとで、中村吉秀特任教授・附属函館中学校校長からは「教職大学院の特徴や人材育成」および「附属函館中学校が取り組む遠隔授業や教員研修」についての説明がありました。また、同行した地域協働専攻・国際協働グループ3年生の前田晴香さんから「観光コンシェルジュ実習」への参加報告がありました。
後半の意見交換では、「〈地域プロジェクト〉など地域と連携して実施している科目の履修後、地域とのつながりがその後の学生の取り組みに活かされているような事例はあるか」「マイクロツーリズムを今後も推進していきたいと考えているが、若い人にとっても魅力的なものにするためにはどうしたらよいか」「地域の子どもたちが地元の魅力を発信していけるような取り組みを考えていきたい」といったご質問やご要望が寄せられました。
それぞれの視点から、取り組み事例のご紹介や連携に向けた意見が交わされ、今後に向けて重要な示唆を得ることができました。
今年度の巡回型サテライト・オフィスは、他地域での開催も予定しております。これまでの本取り組みの詳細については、巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。
▲中村特任教授より教員研修遠隔システムのご紹介▲
▲学生の発言にもご好評をいただきました▲