地域協働推進の取り組み巡回型サテライト・オフィス(福島町)を実施しました
2022年10月26日
令和4年10月24日(月)に、福島町役場にて2022年度第4回の「巡回型サテライト・オフィス(情報交換会)」を実施しました。「巡回型サテライト・オフィス」では、函館校「ソーシャルクリニック(地域の課題を診断し、解決のための処方箋を書き、治療を実施する協働の仕組み)」活動の一環として、地域協働推進センターから道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接伺うとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報交換と意見交換を行っております。
会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明したあとで、中村吉秀特任教授・附属函館中学校校長からは「教職大学院の特徴や人材育成」および「附属函館中学校が取り組む遠隔授業や教員研修」についての説明がありました。また、同行した地域協働専攻・国際協働グループ3年生の森田実咲さんから「観光コンシェルジュ実習」への参加報告がありました。
後半の意見交換では、「滞在型観光を促進する取り組みをすすめており、プロモーション等に力を入れている」「観光推進にあたり、地域住民との意識のギャップを埋めることが課題」「学校の存続だけではなく人口減少への対策として高校の全国募集がはじまり魅力を引き出すための取り組みをおこなっている」等の現状が説明されました。また、「外から学生を呼び込むための充実したプログラムを作るために大学ではどのような工夫をしているか」等のご質問が寄せられました。
それぞれの視点から、取り組み事例のご紹介や連携に向けた意見が交わされ、今後に向けて重要な示唆を得ることができました。
今年度の巡回型サテライト・オフィスは、他地域での開催も予定しております。これまでの本取り組みの詳細については、巡回型サテライト・オフィスのページをご覧ください。
▲他の自治体との取り組み例にご好評をいただきました▲
▲学生による「観光コンシェルジュ実習」参加報告の様子▲