地域協働推進の取り組みエエまちづくり 江差町まちあるきツアーを実施しました
2017年5月19日
平成29年5月13日(土)、江差町にて「エエまちづくり 江差町まちあるきツアー」を実施し、学生27名、教員2名が参加しました。本ツアーは、江差町と本校の協働事業「江差ソーシャルクリニック(SC)」(※1)の一環で、本校学生及び教職員に対して、教育・研究・地域協働活動の場として江差町を意識してもらう目的で昨年度に引き続き実施されたものです。
今年度は江差町の観光まちづくりを研究テーマとしている学生が、同町の地域おこし協力隊及びDMO事業推進員(※2)の皆さんと一緒にツアーの内容を検討し、実施しました。
当日は、町関係者やガイドの案内に従っていにしえ街道やかもめ島を散策したり、「百印百詩」の逸話(※3)にちなんだハンコづくりしながら、江差の歴史や地域課題についての知識を深めました。
今後もこのような活動を通じて、本校と江差町の協働事業の取り組みをより一層深めていく予定です。
△ いにしえ街道の散策 △ △江差山車会館での姥神大神宮渡御祭に関する説明△
△ 江差追分のミニレッスン △ △ 「百印百詩」にちなんだハンコづくり △
(※1)ソーシャルクリニック(SC)とは、本校地域協働推進センターが昨年度から新たに始めた事業で、
地域課題の解決に向けて、地域課題の診断(現状確認)、処方(解決策)、治療(解決策の実施)を
、大学と地域が互いに協力しながら行うものです。このような活動を通じて、SCが大学と地域の接
点となり、大学が持つさまざまな知的資源に地域住民が気軽にアクセスできる場となり、地域住民に
よる大学の知的資源の活用は、地域における人材育成と、地域の課題解決能力の向上につながると考
えています。また、SCで実施するさまざまな活動への参加をとおして、本校学生が地域の活性化を
担うために必要な知識とスキルを身につけることも期待されています。
(※2)DMOとは、観光を中心とした地域づくりの舵取り役を担う組織です。江差町では、江差町版地域D
MOの構築に向けた動きが進んでいます。
(※3)1846年10月に江差で開催された詩会において、わずか1日の間に、頼(らい)三樹(みき)三郎(
さぶろう)が百詩詠み、松浦武四郎が詩題に合わせて百の印を彫ったというエピソード。