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本学教員を含む研究グループが妊婦・不妊治療患者を対象にした新型コロナウイルスに対する恐怖感について報告しました

2021年2月9日

 本学 浅井継悟 准教授が他の研究者ら(下記参照)と取り組んだ研究成果が、令和2年2月1日に「Journal of Affective Disorders Reports」誌に掲載されました。
 この研究は、浅井准教授らの研究グループが作成した日本語版新型コロナウイルス恐怖尺度(Fear of COVID-19 Scale)を使用し、妊婦・不妊治療患者を対象に新型コロナウイルスに対する恐怖感について調査したものです。
 浅井 准教授はそのデータの分析計画からその解析、解析結果の考察などを担当し、妊婦・不妊治療患者のどちらも高いレベルの不安を抱えていることを明らかにしました。また、妊婦の回答を詳細に分析した結果、ウェブサイトやSNSが妊婦の不安を緩和する可能性があることを示しました。
 妊婦に関しては、出勤頻度を減らしにくい職場の風土や、里帰り出産の自粛、不妊治療患者に関しては、感染リスクを減らすために治療を先延ばしするか、妊娠する機会を優先するかというジレンマなど、新型コロナウイルスの影響は社会の様々な面に広がっています。学校現場でも、こうした社会状況は教科横断的な視点に立った学習の題材として活用することができるかもしれません。従って、この研究で得られた知見は教員を目指す本学の学生にとっても決して無関係の話ではありません。
 浅井 准教授は講義の中でも、コロナ禍の心についても扱っており、得られた成果は学生の教育にも生かされて行くことでしょう。
 
○論文タイトル
 Fear of novel coronavirus disease (COVID-19) among pregnant and infertile women in Japan
 (日本の妊娠・不妊女性における新型コロナウイルスへの恐怖感)
 
○研究グループ
 浅井 継悟 (北海道教育大学釧路校・准教授)
 若島 孔文 (東北大学大学院教育学研究科・教授)
 戸田さやか (日本ブリーフセラピー協会)
 小岩 広平 (東北大学大学院教育学研究科 博士課程後期・大学院生)
 
○研究成果の概要
 プレスリリース資料
 
 

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