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へき地校体験実習に関する調査データの公表のお知らせ【「へき地校体験実習」の参加状況と卒業後の就職状況や教員採用試験の受験の有無等の関係】

2021年2月19日

​ 本学では、札幌校、旭川校及び釧路校の学生を対象に、へき地・小規模校教育の特色である「きめ細やかな少人数指導」、「教師と児童生徒との密接な信頼関係」、「地域と連携した学校経営」等を実地で体験させることを目的としてへ「き地校体験実習」を行っています。
 このたび、本学大学戦略本部IR室において集計した「き地校体験実習」の参加状況と卒業後の就職状況や教員採用試験の受験の有無に関するデータ(平成27年度~平成30年度の卒業生)をご紹介します。
 グラフからは、以下の傾向を読み解くことができます。
・「へき地校体験実習」に参加した学生は教員採用試験を受験する割合も高い傾向がある。
・「へき地校体験実習」に参加した学生は教員に就職する割合が高い傾向がある。
 この要因の一つは、元々意欲の高い学生が「へき地校体験実習」に参加する傾向が高いことが予想されます。さらに市内の実習だけでなく、とりわけへき地校を体験することで一層教職意欲が高くなることが予想されます。様々な学生のインタビューやアンケートを見ても、「子供との密接な関係の中で教職の喜びを感じることができた」「主免実習では感じなかった地域とのつながりの良さを感じることができた」「職員室の雰囲気が良く、教職員どうしの協働性の中で学ぶことができた」「小さな学校なので、型にはまるというよりも、自由で新しいことに取り組む雰囲気が良いと思った」など、へき地・小規模校だからこそ出て来る雰囲気を感じとった学生が多かったようです。
 「へき地校体験実習」参加者のアンケート結果から捉えられる仮説としては、「教職への意欲が高い学生が「へき地校体験実習」に参加することで、更に教職への意欲が高くなった」ということを推し測ることができます。このような学生の体験の成果を踏まえて、今後、へき地・小規模校教育研究センターでは「へき地校体験実習」が及ぼす教職意欲の影響に関してさらなる検証を進めてまいります。

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