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令和元年度北海道教育大学基金育英事業奨学金授与式を挙行しました

2019年8月8日

  令和元年7月31日(水)、各キャンパスをテレビ会議システムで繋ぎ、北海道教育大学基金育英事業奨学金授与式を挙行しました。
  授与式には、基金運営委員会学外委員で本学経営協議会委員の柿沼博彦氏がご出席され、本学からは、奨学生のほか、学長、理事、副学長、キャンパス長、教職大学院長、学校臨床心理専攻長等が出席しました。
  この奨学金事業は、教師や地域社会の様々な分野で活躍しようと勉学に励む学生を支援するため、平成18年12月に創設された北海道教育大学基金(当時は教育支援基金)の育英事業として実施しているもので、今年度は、学部学生の成績優秀者15名及び大学院生の成績優秀者10名、計25名に奨学金が授与されました。
  なお、奨学金の対象者は、教員養成課程、国際地域学科地域教育専攻及び大学院(修士課程・専門職学位課程)においては将来教員を志望する学生を、また、国際地域学科地域協働専攻及び芸術・スポーツ文化学科においては世界や地域での活躍が見込まれる学生を、前年度のGPA(成績平均値)の高い者から順に選考しています。
  授与式では、蛇穴学長から奨学生へ、「この奨学金には、本学の学生に、将来の北海道を背負う立派な人材に育ってほしいという期待と激励の思いが込められており、このことを心に留めて、将来の目標に向かって強い意志をもち、勉学や自己研鑽に励んでいただきたい。」(全文は下記参照)と激励の言葉がありました。
  また、奨学生を代表して中村早希さん(教員養成課程・学校教育専攻4年)から「北海道教育大学基金育英事業奨学金を授与していただき、誠にありがとうございます。奨学金は、教職に関する見識や、入学前から興味をもっている「学校に通うことのできない子どもたち」への教育支援について理解を深めるための文献の購入に使わせていただきたい。本学で学んできた「時間軸」や「課題と課題のつながり」を意識した見方・考え方、そして「周囲との関わりの中で学んでいく姿勢」を大切にしながら、目標に向かって一歩ずつ確実に進んでいけるよう、努力し続けていきます。」(全文は下記参照)と謝辞が述べられました。
 
   
  (蛇穴学長の挨拶)                 (代表学生による謝辞)
 
 
  (札幌校)
 
   
(旭川校)                                    (釧路校)
 
   
(函館校)                                  (岩見沢校)
 
 
令和元年度北海道教育大学基金育英事業奨学金授与式 学長挨拶
  各キャンパスの皆さん,こんにちは。学長の蛇穴です。
  令和元年度北海道教育大学基金の育英事業奨学金授与式を始めるにあたって,一言ご挨拶申し上げます。
  本日,皆さんが今ここに居られるということは,皆さんの勉学にいそしむその姿勢が,日頃から非常に意欲的・積極的であって,かつ,実際に努力を重ねてこられた,その成果が現れたということを物語っています。そのことに対して,まずは皆さんに敬意を表したいと思います。
  また,本日,その成果が認められ,この奨学金の授与を受けることになり,大変おめでとうございます。
  この北海道教育大学基金は,平成18年12月に「教育支援基金」という名称で始まりました。当時の寄附者の切なる願いがあったからこそ設立することができたわけですが,その願いとは,「本学において意欲的に勉学に励むことで優秀な成績を修めた学生を支援して,将来,学校あるいは地域社会で活躍する優秀な人材を育ててほしい」というものでした。それから13年間続いてきたわけです。
  継続できたのはひとえに,この趣旨にご賛同いただいた企業・団体,同窓会,本学教職員,卒業生・修了生そしてその保護者の皆様を始めとする多くの方々からの寄附があったからです。寄附の総額は,昨年度末現在で1億7,800万円に達しています。そして,寄附者の皆様からいただいた寄附金を原資として,これまでにのべ650人を超える学生に奨学金を授与してきました。
  この間,「教育支援」ということだけにとどまらず,基金事業の内容を広げて一層の充実を図ってきました。それにより,現在は課外活動等における学生表彰や,経済的理由により修学困難な学生に対する授業料の減免及び奨学金の給付,並びに学生の海外留学に係る渡航費用の一部補助なども行っています。
  さらに,今年度からはキャンパス指定の寄附を活用する「キャンパス活性化リノベーション事業」という事業を始めました。これは,各キャンパスの学生と教職員が一緒になって,キャンパスのここをこう変えて快適にしたいという提案をし,それに共感してもらうことで多くの方々から寄附を募り,寄附目標額を達成した際には,寄附金を原資の一部として,皆さんの学び舎であるキャンパスを魅力あるものへと再生・創造していくというものです。
  早速,札幌キャンパスでは,老朽化したトイレを綺麗で快適な空間とするために改修することが決定し,パウダールームを設けるなど,学生の皆さんにとって魅力あるスペースとなる予定です。
  このように,本学を応援していただいている方々からは,奨学金の給付のみならず,いろいろな形で支援していただいていることを心のどこかに留めていただければと思います。
一方で,本学にぜひ寄附したいと思ってもらえるような大学を,私たち自身がつくっていくということも大事なことです。私たちは,そのことを何よりも重要なことと認識していなくてはならないと思っています。そのために今後も,役員と教職員が一層努力を続けていきたいと考えています。
  繰り返しになりますが,この奨学金には,本学の学生に,将来の北海道を背負う立派な人材に育ってほしいという期待と激励の思いが込められています。
  皆さんには,是非,このことを心に留めて,将来の目標に向かって強い意志をもち,勉学や自己研鑽に励んでいただきたいと思っています。
  以上,簡単ですが,私からの挨拶とさせていただきます。改めて,皆さんおめでとうございます。
                                                                  令和元年7月31日
                                                                    北海道教育大学長 蛇穴 治夫 
 
 
令和元年度北海道教育大学基金育英事業奨学金授与式 奨学生代表者挨拶
  このたびは,北海道教育大学基金育英事業奨学金を授与していただき,誠にありがとうございます。奨学生を代表して,ひと言お礼の言葉を述べさせていただきます。
  私は,不登校児童・生徒など学校教育における教育課題について学びたいという思いから,本学への入学を決めました。私の所属する教育学分野では,学校教育が抱えている教育課題について議論する機会が多くあり,解決策や改善策を探る中でそれぞれの課題が生じた過程や背景を知ることの大切さを学んできました。また,グローバル化や情報化などに伴い,教育課題がこれまで以上に複雑かつ多様なものになってきているという現状を把握するとともに,教員が求められている資質能力の高さを改めて実感しました。
  このような学びを通して,より大きな視点から学校教育について学びたいという思いに至り,現在は,教育史学研究室において教員養成史についての勉強を行っています。教員養成が大学で広く行われるようになるまでの過程やその後の改革の中で議論されてきたことを学び,「教職の専門性」の捉え方について探求していきたいと考えています。
  今回いただいた奨学金は,教職に関する見識や,入学前から興味をもっている「学校に通うことのできない子どもたち」への教育支援について理解を深めるための文献の購入に使わせていただく予定です。
  本学で学んできた「時間軸」や「課題と課題のつながり」を意識した見方・考え方,そして「周囲との関わりの中で学んでいく姿勢」を大切にしながら,目標に向かって一歩ずつ確実に進んでいけるよう,努力し続けていきます。
  最後になりますが,ご支援いただいた方々への感謝の気持ちを忘れずに,残り少ない学生生活を有意義に過ごしていきたいと思います。
                                                          令和元年7月31日
                                                             札幌校教員養成課程 4年 中村 早希
 
 

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