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アウトドア・ライフコース教員による研究論文が日本森林学会論文賞を受賞しました。

2021年4月7日

 岩見沢校スポーツ文化専攻アウトドア・ライフコースの山田亮准教授と能條歩教授、白岡千帆里さん(アウトドア・ライフコース卒業生、大学院修了生)が行った「福島県在住の小中学生を対象とした森林体験を伴う自然体験活動が生きる力と自然との共生観に及ぼす効果」という研究論文が、日本森林学会誌102巻1号(2020年2月発行)に原著論文として掲載されました。そしてその論文が優秀な業績と評価され、この度、「2021年度日本森林学会誌論文賞」を受賞しました。

 この研究論文は、森林体験を伴った自然体験活動の教育的効果を、これまで行われてきた環境教育や野外教育の評価方法を応用して、新しい分析を試みたものです。アウトドアでの体験活動の内容は幅広く、活動事例は数多くありますが、教育的な活動の成果を評価する方法の設定がとても難しいと言われています。この研究は、心理学分野での手法を応用し、複合的な評価を行うことで、科学的なエビデンスを提示することに成功しました。あらためて、自然体験活動の教育的価値が科学的に認められたと言えます。

  また、この研究の対象となった活動には、アウトドア・ライフコースの教員や数多くの学生が関わっていました。アウトドア・ライフコースが日頃から行っている北海道の各地をフィールドとした実践的教育活動や専門性の高い人材育成の成果が、このような科学論文としてまとめられ、それが学会をはじめ社会に認められたということは、地域再生の核となる人材育成を掲げている岩見沢校の教育活動にとって大きな成果と言えます。
 
【森林体験を伴う自然体験活動の効果について】
ここで言う自然体験活動とは、「自然環境をフィールドに、参加者に対して指導者が教育的目標をもって意図的、計画的に行う活動」のことを指しています。この研究の対象となったプログラムでは、ハイキング、オリエンテーリング、森遊び、自然探索、酪農・農業体験、クラフト体験など、多種多様な活動を子どもたちは体験しました。
 
○研究成果のポイント
・子どもがもつ「自然との共生観」を把握するための質問項目(尺度)を作成しました。 それは、自然への親和性、自然と生命の関係性、自然への興味と配慮という3つの要素から構成されることがわかりました。
→これまで行われてきた研究には、自然体験活動を体験した子どもが、いかに自然に対する意識や感覚を身につけるかなどを把握するものが、あまりみられなかったので、今回の研究でその作成を試みました。

・自然体験活動を体験すると、子どもの「生きる力」と「自然との共生観」が高まるということがわかりました。
→生きる力に関してはこれまでも多くの研究で取り上げられていて、今回も同様の結果を得ることができました。分析の方法として、これまでの問題点を改善するべく、新しい手法を試みました。自然との共生観に関する効果は、新しく得られた知見でした。

・自然体験活動の教育的効果について、そのプログラムの実施期間や参加した子どもの状況によって、得られる効果に違いがみられるかを検証しました。
→実施期間による比較では、2週間程度のプログラムが最も効果的であることがわかりました。また自然に関する経験が少ない子どものほうが、多い子どもよりも、体験による効果が高まりやすいということがわかりました。

※同学会誌論文賞受賞業績の要旨ポスターはこちら


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