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令和元年度学位記・修了証書授与式の式辞に代えて~キャンパス長メッセージ

2020年3月23日

卒業生・修了生のみなさんへ

 
 札幌校の卒業生、修了生の皆さん。北海道教育大学教育学部の卒業、大学院教育学研究科の修了、誠におめでとうございます。
 
 本来であれば、令和2年3月17日、北海道教育大学札幌校講堂において、札幌校教育後援会ならびに北師同窓会をはじめとした御来賓の方々の列席を賜り、令和最初の学位記授与式を挙行して、皆さんの門出を祝い、餞の言葉を贈るはずでした。しかし、今般の日本国内、特に北海道内での新型コロナウイルスの感染拡大により、苦渋の判断として式は中止されることになりました。また、卒業祝賀会や謝恩会等も中止・自粛され、お世話になった先生方に皆さんから感謝の言葉を伝える機会が失われてしまったかもしれません。私自身も、毎年この日は、学位記授与式と卒業祝賀会に出席し、研究室の卒業・修了生と一緒に写真を撮ったり話をしたりしながら門出を祝うことに大きな喜びを感じてきました。皆さんの人生の一つの区切りとしての大切な一日がこのような形で無くなってしまったことは、大変残念であり、また申し訳なくもありますが、皆さんの健康を守り、それぞれの場所での新生活を皆さんが無事スタートすることを第一に考え、北海道教育大学として重い決断をしました。何卒、ご理解ください。
 
 学生生活の最後にみんなで集まる機会は無くなってしまいましたが、皆さん一人ひとりが、いま居る場所で、札幌校での学生生活を心静かに振り返って欲しいと思います。
 

  • 入学試験に合格して、どんな気持ちで札幌校に入学してきましたか?
  • 大学での授業が始まって、高校の授業とはどんな違いを感じましたか?
  • 附属札幌小・中学校等での基礎実習や教職論が始まって、高等学校までの生徒の立場から、少しだけ背伸びして教師の立場で学校を見たとき、教育について新たに見えてきたことは何でしたか?
  • 大学での学びはどんな姿勢で臨んできましたか?
  • 札幌校の(教科に関する専攻の)カリキュラムの特徴である「小学校主免許の学生であっても中学校・高等学校教員免許状取得に必要な科目の一部が、中学校主免許の学生であっても小学校・高等学校教員免許状取得に必要な科目の一部が卒業要件に含まれている」ことで、隣接学校種間の接続についてどんなことを学びましたか?
  • 初めて教壇に立った教育実習で、子どもたちや指導してくれた先生方から、何を得ましたか?
  • 専攻や分野、研究室での学びを通して、教育・人間・社会・自然等に対する認識はどのように変わり、そして深まりましたか?
  • 卒業・修了研究を通して皆さんが身につけたのはどんな力ですか?
  • 課外活動等で仲間と共に活動した経験から何を学びましたか?
  • 入学したときの自分と今の自分を比べて何が変わりましたか?
 普段は無自覚かもしれませんが、この様な問いに対する一つひとつの答えの総体により、札幌校での4年間あるいは2年間の学生生活における自分の成長を確認してください。その成長の証が、いま皆さんが手にした学位記に記載されている学士(教育学)、修士(教育学)、あるいは教職修士(専門職)という学位です。現代は変化が激しく予測困難な時代と言われますが、札幌校で学んだことに自信を持って、新年度からそれぞれの場所で活躍してください。そして、札幌校で身につけた力を基に、これからも学び続けてください。
 
 さて、多くの卒業生・修了生の皆さんは、4月から教師として教壇に立つことになります。皆さんご存じの通り、いま、多くの学校では、国や北海道からの要請で臨時休校等の措置がとられています。皆さんが赴任するときにも、おそらく通常の学校とは異なる状況下にあることでしょう。そのことを不安に思っている人もいると思います。普段、学校教育は社会にとって当たり前の空気のような存在ですが、このような非常事態になって、改めて、学校教育の重要性が認識されたり、社会における学校への期待が顕在化したりしています。子どもたちからの「学校に行きたい!」という声も報道されています。本学ホームページから視聴できる本学の動画広告「明日を支える<記憶>になろう。」に次の一節があります(是非、実際に動画を見てください)。
 
私たちを、つなぐ人。過去と未来をつなぐ人。

今、あなたに会うことはないけれど
あなたの記憶が今も、
私たちをつないでいる。

どこかであなたを待っている人がいる。
誰かの明日を支える記憶。
 
 あなたを待っている子どもたちがいます。誰かの明日を支えることで日本の社会を根底から支えている教職に就くことに対し、誇りと自信を持って仕事に臨んでください。
 
 公務員になったり民間の会社に就職したりする人も、職場はいつもの春とは異なる状況下にあるはずです。やむを得ないことではありますが、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために、イベントの自粛要請や外出を控える呼びかけがあり、その副作用として、経済活動の停滞は免れません。その影響は、特に、社会的に弱い立場の人たちにより強く出ます。どうか、弱い立場の人たちの気持ちに寄り添って仕事ができる社会人でいてください。教育大学で教育を学んできた皆さんだからこそ、そのような人たちの心に寄り添えると私は確信しています。
 
 最後になりますが、皆さんのご両親は、皆さんが気づいていないところで、皆さんのことでご苦労されたり、ご心配されたりしてきたはずです。だからこそ、皆さんが立派に育ち、北海道教育大学を卒業・修了することへの喜びは一入のはずです。この機会に、皆さんを陰で支え成長を見守ってきてくれたご両親やご家族に、ぜひ感謝の意を伝えてください。
 
 今日から、北海道教育大学札幌校が皆さんの母校です。もし相談があれば、いつでも大学に来てください。先生方は、きっと皆さんを歓迎してくれるはずです。また、卒業・修了後は物心両面から母校札幌校を支援していただけますと幸いです。
 
 みなさんの未来が充実したものとなり、多方面で活躍されることを心から祈念して、私のメッセージといたします。卒業・修了、本当におめでとうございます。
 
               令和2年3月23日
                  北海道教育大学札幌校キャンパス長
                             田 口   哲
 

 

 
 学長メッセージはこちらからご覧ください。
 

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