ここから本文です。

  1. 国立大学法人 北海道教育大学
  2. 旭川校
  3. NEWS(お知らせ)
  4. 小惑星探査機「はやぶさ2」が取得した小惑星「トリフネ」の画像(理科教育専攻 関口 朋彦 教授)

NEWS(お知らせ)小惑星探査機「はやぶさ2」が取得した小惑星「トリフネ」の画像(理科教育専攻 関口 朋彦 教授)

2026年7月9日

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」の拡張ミッションにおける最初の小惑星探査として、小惑星「トリフネ」のフライバイに成功し、7月5日18時35分に地上において、「はやぶさ2」の状態が正常であることを確認しました。また、小惑星「トリフネ」の画像、サイエンスデータの取得にも成功しました。
 
 本校理科教育専攻の関口 朋彦 教授は、はやぶさ2探査機に搭載されている熱赤外線観測装置 (TIR: Thermal infrared Imager)の開発チームに所属しており、 同日JAXAは北海道教育大学のクレジットの入った画像を公開しました。


プレスリリース詳細
  小惑星探査機「はやぶさ2」が取得した小惑星「トリフネ」の画像(JAXA)
関連リンク
 ・小惑星探査機「はやぶさ2」(JAXA)
 ・はやぶさ2 拡張ミッション(JAXA)

中間赤外カメラ(TIR)によって撮影された小惑星「トリフネ」

(画像のクレジット:JAXA、前橋工科大学、千葉工業大学、会津大学、北海道教育大学、産業技術総合研究所)
・ 撮影日時:2026年7月5日18時29分58秒(日本時間)(速報値)
・ トリフネまでの距離:約10km 


 

望遠の光学航法カメラ(ONC-T)によって撮影された小惑星「トリフネ」


(画像のクレジット:JAXA、東京大学、千葉工業大学、東京科学大学、産業技術総合研究所、
パリ天文台、カナリア天体物理研究所)

・ 撮影日時:2026年7月5日18時29分59秒(日本時間)(速報値)


 

フライバイ探査

 小惑星探査機「はやぶさ2」は、2014年12月にH-IIAロケット26号機によって打ち上げられ、小惑星「リュウグウ」を探査した後、2020年12月6日に地球へ「リュウグウ」のサンプルを届けました。その後、ミッションを延長し「拡張ミッション」として探査機の運用を続けてきましたが、拡張ミッションにおける最初の探査対象となる小惑星「トリフネ」に、2026年7月5日、18時30分(日本時間/誤差±1秒)に、フライバイに成功しました。(時刻は速報値)
 科学機器による観測は、まずONC-Tによる観測が6月半ばから開始され、6月20日には「トリフネ」が撮影されました。その後、ONC-Tによる観測は継続的に行われましたが、その目的は探査機の光学電波複合航法に使うためでした。そして、最接近時刻の1時間ほど前から、NIRS3、TIR、LIDARによる観測も行いました。観測は「トリフネ」に最接近する直前まで行われ、「トリフネ」通過後には行われていません。現時点では、サイエンス機器で取得されたデータの一部のみが、通信によって地上に伝送されました。今後の運用で、残りのデータを地上へ伝送することになります。
 

参考:「はやぶさ2」に搭載されている中間赤外カメラ(TIR)について

 
以上

本文ここまで

ここからフッターメニュー