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NEWS(お知らせ)JICA課題別研修「初等理数科教授法(B)コース」を実施しています

2015年10月27日

 本学では、10月5日(月)から6週間、JICA課題別研修「初等理数科教授法(B)」コースを実施しています。今回の研修は、エチオピア、インド、ミャンマー、ベトナム及び南太平洋諸国から12ヶ国12人の研修員が参加し、英語で実施しています。

 研修員は、10月6日(火)本学に来校し、蛇穴学長、大津理事(国際交流・協力センター長)を表敬訪問した後、本学教員から、「日本の教育制度と教育行政」「日本の教員養成制度と教育大学の果たす役割」等を受講し、我が国の小学校教育の概論を学びました。また、研修員は、北海道教育庁学校教育局長への表敬訪問に加え、札幌市教育研修センター、北海道立教育研究所附属理科教育センター、札幌市青少年科学館、札幌市内公立小学校を訪問し、各所で講義、実習等に積極的に参加し、多くの知識を吸収しています。

 10月26日(月)からは、附属札幌小学校での2週間の実習が開始されました。附属札幌小学校での歓迎会から始まり、研修員には、演習、授業参観、研究授業、授業検討会、さらには附属札幌中学校視察、学芸会観劇、小学生との文化交流等様々なプログラムが予定されており、研修の最後には、本研修で学んだ児童中心の教授法をもとに、研修員全員が算数・理科の学習指導案を作成し、模擬授業発表と帰国後活動計画発表を行う予定です。

 本学では、平成19年度からJICAと連携・協力し、本研修を実施しています。本学及び附属小学校での児童中心の学習指導案に基づく模擬授業を経験した教員、関係省庁職員は今回の研修を含め約190人に上ります。研修員は帰国後、本研修を通じて習得した日本の理数科教授法を活用し、母国での初等理数科教授法の発展に寄与することが期待されています。

   (蛇穴学長、大津理事と研修員の記念撮影)           (附属札幌小学校での歓迎会の様子)


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