NEWS(研究活動)釧路校 臨床的研究プロジェクト「教育実習指導を通して学び続ける教師」について
2024年1月29日
釧路校では,全学の支援のもと北海道教育委員会と連携して臨床的研究プロジェクトを推進しています。臨床的研究とは、「地域の教育課題を解決し、より良い社会の実現に寄与するため、基礎研究に基づく理論及び知見と学校現場等における実践との往還を基盤とした研究を意味します。(北海道教育大学HPより https://www.hokkyodai.ac.jp/research/project/ )」釧路校の研究チームが取り組んでいるテーマは「教育実習指導を通して学び続ける教師」です。具体的には,以下の2つの図のような研究背景や目的をもって研究が進められています。
研究チームは2022年6月に立ち上がり,月1回のペースで研究打合せを進めています。2022年度には管理職経験のある教員や教員経験者に対する聞き取り調査,2023年度には北海道の小学校・中学校・義務教育学校に在籍する先生方を対象にした質問紙調査を行いました。その成果については,以下の学会大会で発表予定です。
〇2024年3月 日本教育工学会2024年春季全国大会(第44回) 熊本大学
浅井継悟・半澤礼之・星裕・田中雅子・越川茂樹
「傾向スコアを用いた教育実習生の受け入れ経験が教師の自律的な学習姿勢に与える影響の評価」
〇2024年3月 日本教師学学会第25回大会 秋田大学
田中雅子・星裕・半澤礼之・浅井継悟・越川茂樹
「教師教育者としての管理職が期待する教育実習指導教員の発達プロセス」