入学希望の方美術文化専攻 一般選抜(前期日程)実技検査「構成着彩」参考問題及び参考作品
美術文化専攻の一般選抜(前期日程)において課される実技検査「構成着彩」の参考問題と参考作品を掲載します。※あくまで参考問題ですので、実際に出題される問題とは異なります。
参考問題<構成着彩>
問題文与えられた素材を自由に構成し着彩しなさい。
条件
- 与えられた素材は自由に加工してもよい。
- 画面の縦位置、横位置は自由とする。
以下は、構成着彩の問題を想定した参考作品になります。
今回の問題では、素材(片段ボール,トング,ピーマン)のそれぞれの特徴を観察した結果をどのように構成し、表現したのかを確認しています。
参考作品以外にも様々なタイプの作品が出てくることを期待します。
構成着彩参考作品1
与えられた素材を目の前の卓上で構成し、観察したものを着彩した作品です。
一つの塊を作り、量を感じさせること、また、片段ボールの包むという行為やトングで挟むなどの機能と特徴を表現した作品です。
画材はパステル、コンテ、鉛筆など様々に組み合わせて制作しています。
構成着彩参考作品2
素材の色や質感などの観察を元に平面上にどのように効果的に配置できるかを試みた作品です。
また片面段ボールに破くという行為を利用して画面にアクセントをつけています。
画材はアクリルガッシュを使用して制作しています。
構成着彩参考作品3
ピーマンを切断することによる新しい表情や、片段ボールをあえて帯状に加工して画面に動きを表現しています。
画面の中でのみ構成することが可能な表現になっていますのでしっかり素材の形状など損なわないようにしています。
画材はアクリルガッシュを使用して制作しています。
構成着彩参考作品4
こちらも参考作品1のように、与えられた素材を目の前の卓上で構成し、観察したものを着彩した作品です。
空間への広がりに注目して配置しています。
素材が落とす影や固有色の色彩、トングの映り込みの現象など画面の中の空間を見渡せるような配慮をして構成しています。
画材は水彩絵具を使用して制作しています。
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