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研究活動理科教育【旭川】

ICT機器を活用したアクティブ・ラーニングによる理科の観察・実験の授業支援システムの構築

プロジェクトの背景と目的

 現在、国立大学の教育学部の教員養成課程では、学士力の向上が大きな課題となっています。旭川校は、教員養成課程の中でも特に中等教育をメインにしたキャンパスですが、残念ながら中学校・高校レベルの理科の基礎学力が身についていない学生も見受けられます。
 理科の指導においては、教科としての専門的な知識のみならず、観察・実験の技能についても極めて細かい指導を行う必要があり、旭川校の理科教育専攻では「理科教材開発実習」の実習で実際に教材を作成し、4年後期の「教職実践演習」でその作成した教材を用いて模擬授業を行い現場の教師の評価を受け、さらに理論的な裏付けを高め昇華するという「理論と実践の往還」を目指しています。

 本プロジェクトでは、こうした背景のもとに理科の本質に関わる観察と実験、およびその教材開発に力点を置き、上記に挙げた講義や演習をさらに発展させるべく、昨今の教育の潮流である電子黒板やタブレットPCなどのICT機器をふんだんに利用し学生が主体的なアクティブ・ラーニングに取り組むことができる授業支援システムを構築することが大きなねらいです。「いかに教材開発能力の向上を図ることができるか」という課題が、本プロジェクトの学術的な「問い」でもあります。
 また、これら一連の取り組みは、学生のみならず、学校現場の教員にも直ちに活用可能であり、実践的な内容であることから、これらの成果を教員研修会を開催することで広く公開し、社会的な貢献を図りたいと考えています。

実施体制

北海道教育大学旭川校

報告書

リンク

平成28年度理科教員研修会(旭川・2月18日開催)(103.72 KB)

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