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研究活動グローバル化への対応

地域変化に関する住民意識の国際比較ー函館・道南地域とカナダ大西洋沿岸地域を中心にー

プロジェクトの背景と目的

 近年、急速な少子高齢化や人口減少、若者の流出、労働力不足、中心市街地の衰退、外国人観光客の増加、北海道新幹線の開業、宿泊業における外国資本の流入、外国人住民の増加など、函館・道南地域には大きな変化の波が押し寄せています。

 本プロジェクトでは、函館・道南地域の住民がこの変化をどのようにとらえているかを明らかにし、今後の地域づくりや政策を考える上でのデータを提供することができます。

 また、函館・道南地域の状況をグローバルな文脈で位置づけるため、カナダ大西洋沿岸地域との国際比較も行います。カナダ大西洋沿岸地域は、少子高齢化、若者の流出、人口減少、人口減少対策としての積極的な移民受け入れ政策、グローバル経済での地域経済のあり方など、函館・道南地域と同様の地域課題を抱えており、このような背景を踏まえ、ダルハウジー大学のラモス教授を中心とした研究チームが、既に4都市(ハリファックス、モンクトン、シャーロットタウン、セントジョンズ)における住民意識の調査を行っており、その成果も発表されています(Perceptions of Change Project:perceptionsofchange.ca)。

 本プロジェクトは、その実績を踏まえて、函館・道南地域との比較を試み、この比較研究により、函館・道南地域の持続的発展にかかわる政策立案に有用なデータを提供できることが期待され、また地域政策の立案にかかわる地域力の向上にもつながります。

実施体制

  • 北海道教育大学函館校
  • カナダ、ダルハウジー大学

報告書

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