紹介・特色
国際理解グループでは、私たちの生活が世界の様々な人々とのつながりで成り立っていることを理解するために、社会・経済・政治などの側面から探求するとともに、地域や世界の人々のもつ多様な文化の違いや共通性について学びます。例えば、世界には学校に行けない子どもたち、日々の生活を支えるために働かなければならない子どもたちがたくさんいます。最大の環境破壊ともいわれる戦争や紛争のなかで生きている人々がいます。
一見無関係に思えるかもしれませんが、グローバル化の進んでいる現在、私たちの生活は、世界中の人々と密接につながっているのです。
このつながりに気付き理解を深めるために、様々な専門領域から探求します。そして、異なる文化や価値観をもつ人々と共に生きていくためにはどうすればよいのかを考えます。
![]() 国際理解基礎演習授業風景 |
![]() 国際理解演習ゼミ風景 ![]() 南西アジア諸国からの JICA研修生の方々との交流会 |
![]() 台湾研修 旧台湾総督府にて |
履修の流れ
1年目 | 総合学習の理論を支える学際的思想および国際理解教育の基礎を学びます。 |
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2-3年目 | 研究室に所属し、国際経済、国際政治、社会、歴史、思想、異文化理解、異文化コミュニケーションなど多くの分野にわたって学びながら、国際理解教育の教材を開発します。 |
4年目 | 4年間の総仕上げとして、国際理解に関わるテーマを定めて研究をすすめ、卒業論文を作成します。 |
国際理解グループの担当教員(平成26年度)
氏名 | 専門分野 | 研究内容 |
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中川 大 | 哲学 | 言語哲学、分析哲学(現代英米哲学) |
濱地 秀行 | 経済学 | アジア経済、行動経済学、経済教育 |
百瀬 響 | 文化人類学 | 北海道近代史、北方文化(ロシア・アイヌ文化を含む)研究 |