紹介・特色
このグループでは、食生活を中心とした生活の身近な課題から出発し、グローバルな関係をも視野にいれて、問題解決の方法を学びます。わたしたちは、今日の生活が置かれている状況を認識し、科学的、総合的な視点を含む知識や技術をもっと身につけなければなりません。様々な側面から生活総体の考察、研究を行い、主体的かつ自律的な生活価値観形成を目指すところにこのグループの最大の特色があります。
自分の力でより良い生活をできる人、さらにそのような力を子どもたちの中に育むことのできる教員の育成を目標にしています。
![]() 模擬授業:自作の骨の着ぐるみを着て奮闘中の先輩 |
![]() 田植え体験: おいしいお米に育ちますように ![]() 食品添加物検査: ソーセージの亜硝酸ナトリウム検出実験 |
先輩からのメッセージ
私たちのグループは、自ら体験することを重要視しており、毎日が新しい発見でいっぱいです。フィールド研究では浜頓別町にある牧場に行き、間近に見る牛や草原の迫力に圧倒されながら食の大切さや命の繋がりを学べます。大学の農場で行う農業実習では、夏場の炎天下の作業は大変ですが自分たちで作った野菜から愛情と有難みを感じることができます。専門教科の家庭科は生活そのものを学ぶ奥の深い、そして幅の広い教科です。家庭科のイメージとは遠い難しい化学式が登場することもあり、洋服を一から作る被服実習などで技術を身につけることもできます。縦や横の繋がりを大切にしており、グループはみんな仲が良いです!履修の流れ
1年目 | 総合学習の理論を支える学際的思想および生活・食育領域の教育基礎をしっかり学びます。 |
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2-3年目 | 研究室に所属し、各専門の科目を中心に生活・食育、免許(家庭)科目を学びます。食物学、家庭経営、被服学、家庭科教育など生活科学を主軸に学び、「人─モノ─生活─環境─国際」系にアプローチし、実験実習やゼミを通して総合的実践力、学習開発の教育力を養います。 |
4年目 | 4年間の総仕上げとして、生活・食育に関わる自分のテーマを定め、深く研究をすすめ、卒業論文を完成します。 |
生活・食育グループの担当教員(平成26年度)
氏名 | 専門分野 | 研究内容 |
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佐々木 貴子 | 家庭科教育 | 家庭科における食育・防災に関する指導内容・方法及び学習教材の研究 |
藤本 尊子 | 被服学 | 感性工学やアパレル材料学の知識をいかして、人間とモノ、モノの特性、モノづくりに関する課題の追求 |