専攻紹介言語・社会教育専攻
ことばや社会のなりたちを 見つめる教育を築き教師を育てる
「日本文学研修」(鎌倉文学館前にて)
ネイティブの先生によるコミュニケーション授業
地理学研究室フィールドワーク (塩狩峠にて)
教員からのメッセージ
片山 ふゆき先生
(国語教育分野)
言語・社会教育専攻では、国語・社会・英語に分かれ、それぞれの科目の専門領域ならびにその指導法について学びます。これらの科目が扱う「ことば」と「社会」というのは、人間の営みそのものです。人は 「ことば」によって世界を意味付け、自らが生きる「社会」を知ることで自分自身の位置を認識し、さらには、その「社会」に「ことば」を用い て働きかけて自分と「社会」との関係を築いていきます。つまり、「ことば」と「社会」は、この世界を生き抜く力の根幹に関わるものといえます。そして、「ことば」と「社会」を見つめる教育は、子ども達の生き抜く力の育成に直結するものです。目まぐるしく移り変わる世界の中で生き抜いていくにはどうしたら良いのか。子ども達と共に考え、教え導くことのできる教師を目指してみませんか。
学生からのメッセージ
村岡 千笑さん
(英語教育分野4年)
[札幌国際情報高等学校 出身]
言語・社会教育専攻では、国語教育、英語教育、社会科教育の3つに分かれており、それぞれの分野で、専門の先生のもと教育に関わる 深い知識を身につけることができます。今求められている教育がどのようなものなのかを知り、それに合った授業ができるよう仲間と切磋琢磨することができる、教員を目指す人にとってとてもいい環境です。私 の所属する英語教育分野では、授業外で英語を使う機会が少ない日本でも児童・生徒が高い英語力を身につけられるよう、日常生活に即した 場面を設定し、目標言語を自然と使えるようなタスクについて学ぶことができます。留学プログラムも豊富で、自分の英語力を高める機会を自ら掴むことができます。言語・社会教育専攻でここでしかできない学び を通じて、実りある充実した大学生活を過ごしてみませんか。
分野分属の時期と方法
言語・社会教育専攻では、入学時に、国語教育分野、社会科教育分野、英語教育分野の3つの分野のいずれに所属するかを決めます。事前に所属分野志望調査票で意向調査を行い、志望者数が各分野の受け入れ予定人員を超えた場合は、入学試験の成績を用いて決定します。